横浜では2021年の成人式はオンラインなのかリアルなのか?
7月7日のお伝えした「横浜では2021年の成人式はオンライン動画配信に決定!」について続報。
今年も横浜の成人式は会場でリアル開催となりました。
ただし、会場は横浜アリーナとパシフィコ横浜ノースという2会場!!
このコンテンツが公開された7月の内容も残しつつ決定事項について、2020年でもお伝えしたコンテンツへのリンクご案内いたします、
横浜市、21年の成人式をオンライン化 市長らの祝辞を配信 会場での式典は中止 – ITmedia NEWS
ところが、7月15日に方針が変更。
同日の定例記者会見で発表した。6日にオンライン化の方針を明らかにしたところ、実施を求める声が約150件寄せられた。
新型コロナ:「オンライン成人式」一転撤回 横浜市 :日本経済新聞
さらに9月18日に方針が変更となりました。
「成人の日」を祝うつどいについては、新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、令和3年1月11日(月・祝)に横浜アリーナ及びパシフィコ横浜ノースの2会場でそれぞれ4回ずつ、計8回の式典を開催します。 また、当日の式典の様子を横浜市ホームページにてライブ配信します。式典の詳しい内容は12人の新成人からなる実行委員会とともに検討中です。12月頃に改めてお知らせします。
令和3年「成人の日」を祝うつどい 開催内容について 横浜市
ということで、ここのコンテンツではこれからの成人式そのものに触れます。(ここまでのコメントは tomotana でした
横浜では2021年の成人式はオンライン動画配信に決定された報道
ここのブロックは7月7日時点の内容です
新型コロナウイルスの第2波が心配される中、横浜市では2021年(令和3年)成人式がオンラインによる動画配信に決定報道されました。
例年だと、横浜市の成人式は、横浜アリーナを貸し切り2部構成で開催されていました。
第1回は青葉、旭、神奈川、港北、都筑、西、保土ケ谷、緑区、第2回は泉、磯子、金沢、港南、栄、瀬谷、鶴見、戸塚、中、南区という具合です。
しかし、2020年7月6日、新型コロナウイルス終息の見通しが立たないとして、オンラインでの動画配信で代替することが発表されました。詳しい式典内容は2020年12月中旬までに追って決定されるとのことですが、オンラインによる式典は、SNSを取り入れた特設サイトを開設し、横浜にゆかりのある著名人からのお祝いメッセージ動画の配信や、新成人や市民の方からのお祝いメッセージの投稿などで構成される予定になっていました。
特設サイトの開設日は、令和3年1月11日(月・祝)成人の日。横浜市に住民登録がある新成人には、個別に特設サイトのアドレス等を記載した案内状が送付される予定でした。
なお、来年度以降の成人式については、感染終息の見通しが不透明であることから、まだ具体的に言及されていません。
令和3年「成人の日」を祝うつどいの開催方法を変更します 横浜市
令和4年から、ついに18才成人が始まる!その時成人式はどうなる?
令和4年(2022年)以降は、民法改正により、成年年齢が18才に引き下げられます。
法務省:民法(成年年齢関係)改正 Q&A
横浜市では、改正民法施行後の成人式について、市民アンケートや関係団体への意見聴取等を実施し、成人式のあり方について検討してきました。
横浜市在住・在学の15才~69才の約6,200人を対象にアンケート調査を実施し、回答いただいた約3,500人のうち約67%の方が「成人式はいままでどおり20才を対象にして実施すべき」と回答したそうです。
令和4年(2022年)度以降の「成人の日」を祝うつどい(成人式)について 横浜市
その結果、成年年齢引き下げ後の横浜市の「成人の日を祝うつどい」は「成人としての社会的責任を改めて自覚し、横浜への愛着を深める等の重要な場」として位置づけられ、「現行通り20才を対象にする」と決定されました。
大学受験や就職活動を控えた18才・高校3年生には、ありがたいですね。しかも、18才と20才のお嬢様がいらっしゃるご家庭では、2人分の成人式費用の負担に戦々恐々としていらしたと聞いています。ほっと一安心です。
因みに、平成30年度の成人式対象者は37,643人いて、「成人の日を祝うつどい」参加者は25,258人でした。参加率は67.1%。平成29年度が63.9%でしたから、出席率は少し上がっているようです。(平成31年度はまだ公表されていませんでした)
昔は、成人式に出席するとアルバムなどの記念品が配られましたが、今は記念品は配られていません。また、中高一貫校に進学して同じ区内に友達が少ない新成人は、中学や高校の同窓会に出席するため、成人式には出席しないという方もいるようです。
横浜市では、成人式の企画立案に参加できる!
意外と知られていませんが、横浜市では毎年新成人を対象に、「成人の日」記念行事実行委員を募集しています。今年も3月17日から4月17日までの期間、募集されていました。
実行委員になれるのは10名程度の狭き門。応募者多数の場合には抽選で決められますが、実行委員になると主催者の一員として、成人式を企画・運営することができます。もちろん横浜市の予算に基づいて開催されるものなので限界はありますが、自分が参加する成人式を企画できるなんて、ワクワクしますね。
ただし応募できるのは横浜市に住民登録がある新成人に限られ、成人式当日と前日の活動に参加でき、全17~18回ある会議に参加できる事が条件になっています。因みに、平成30年度の成人式開催費全体のコストは約5,000万円だったことが公表されています。
令和3年の成人式は、感染対策をしながら家族とお祝い
横浜市では、今年は37,000人が新成人になるそうです。横浜市の成人式開催予定の発表は、年々早くなってきているようで、今年はまずは6月にインターネット上で発表になりました。7月現在、近隣の美容院の予約はすでにいっぱいになりつつあります。
ところで、新成人のご家庭には、成人式の2年前から貸衣装屋さんのパンフレットが山のように届けられます。貸衣装を利用するなら、前年の準備では遅すぎる!というのが、現状です。レンタル衣装の予約は2年前からすでに始まり、前年の春には写真の前撮り撮影が開始されています。
そこで、ママ振り(お母様の振り袖)を着る予定の新成人も、前年の春ぐらいからソワソワし始めることになります。なぜなら、お友達から「もう写真撮ったよ。」という話がちらほら聞かれ始まるからです。
でも、残念ながら、今年は振り袖を着て成人式に出席することは叶わなくなってしまいました。すでに、衣装をご予約済みの方も多いようですが、横浜市は晴れ着のキャンセル料も、衣装屋さんへの補填もしないと発表しています。そこで、せっかくなので、写真だけでも撮影して、ご家族とお祝いしてみてはいかがでしょう?
例年のように、成人の日当日に同窓会を開催することも、今のところできるかどうか不透明ですが、学校を再開している今、クラス単位程度の集まりなら可能かもしれません。1/2成人を祝った小学校で、2/成人式を祝う、というのも楽しいかもしれませんね。
新しい世界の成人式を考えましょう
新型コロナウイルスの終息が見通せない今、成人式をオンライン開催に擦る自治体は、今後増えてきそうです。
withコロナの新生活様式が提唱される中、今後は成人式の新しい様式が模索されることになりそうです。できれば、今まで通り振り袖を着てみんなで祝い合える成人式が続くことを願うばかりですが、こればかりは新型コロナウイルスの感染終息が見られない限り、難しいと思われます。
新成人のアイデアが、新しい世界の成人式の様式を編み出す事に期待したいと思います。
横浜の成人式がリアル開催へ!
コロナに負けるな!皆さんや親ごさんの思いが伝わりました。
2021年の横浜の成人式もリアル開催が確定、ただし分散型で開催。
横浜アリーナとパシフィコ横浜ノースです!