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二俣川はどんどん住みやすい街になる
二俣川 はどんなイメージありますか?
横浜市民にとっては、運転免許試験場、神奈川県立がんセンター 相鉄の乗り換え駅。
最近は都心直通(相直)としてJR車両の乗り入れ駅、ジョイナステラスという大きなショッピング施設とさらに便利な街 になりつつあります。
ここでは 横浜 で住まいを探す候補地として 二俣川イチオシコンテンツとしてご案内いたします。
二俣川 駅ビル ジョイナステラスで楽しむ – 横浜で暮らそう
目次
相鉄線沿線を、ヨーロピアン・ネイビーの車両が走っているのを見かけることが多くなりました。2019年11月30日に相鉄線がJRに乗り入れを開始し、相鉄線二俣川駅は都心にグッと近くなっています。
元々、二俣川駅は急行も特急も停まる駅で横浜駅まで12分という便利さでしたが、2019年からは新宿までもわずか44分で行かれるようになり、横浜市内でもトップを争う利便性抜群の駅になりました。
でも、二俣川の便利さはそれだけではありません。
二俣川駅界隈の街は、駅の北口側と南口側で異なる表情を持つ街が広がっています。神奈川県民なら誰もが知っている自動車運転免許試験場や県立がんセンターがある北口は、古くからある地域。二俣川フォルテなど、小さな店がひしめく、ちょっと下町的な雰囲気が漂う商店街が展開されています。この商店街は、以前は飲み屋街という印象が強かったのですが、最近はソムリエがオーナーシェフのビストロやコンビニ、コーヒーショップ、美容院などもオープンし、多様化しています。そこを抜けて、さらに駅から離れると、東急ニュータウンという50年ほど前に東急が開発した、落ち着いた雰囲気の住宅地が広がっています。
それに対して、南側のヒルサイドには60年ほど前に県の分譲地として開発された万騎が原という住宅地が広がります。当時は住宅の1区画が比較的広く、現在、相鉄線沿線の住宅地では、緑園都市に次いで地価の高い地域です。最近は、1区画を2区画に分けて売り出されることが多く、新築物件なら5000万円台の価格で販売されています。気候変動で最近注目の水害の心配がない安心な地域でもあります。
そんな二俣川ですが、どんどん便利になり、まだまだ進化し続けています。
相鉄線のJR乗り入れに先立ち、二俣川駅では再開発が進められ、2018年に複合ショッピングモール「ジョイナステラス二俣川」(4階建て)がオープンしました。ちょっとした買い物やお食事なら、横浜駅まで行かなくても用が済ませるようになっています。
また、日常の生活用品の買い物なら、北口にドンキホーテが、南口には西友があり、ジョイナステラスの中には相鉄ローゼンがあるので、どこで買い物をしようか迷ってしまうほど。
ドンキホーテの中には、生鮮食料品が揃う「情熱食品」、DAISO、ニトリ・デコ、携帯ショップ、眼鏡店、呉服屋さん、ヤマダ電機などが揃っています。また、ドンキホーテの手前にはショッピングモール「二俣川LIFE」があります。その2階には生鮮食料品の専門店が、3階には輸入食材の店やドラッグストアなどが揃っています。そして、4階に二俣川駅行政サービスコーナー、5階に横浜市旭区民文化センター「サンハート」があり、コンサートやピアノの発表会などに利用されています。行政サービスコーナーでは、区役所まで出向かなくても住民票や印鑑証明などの行政書類を受理できるほか、市立図書館の本を貸し借りができるのも便利です。
南口を出ると1~2分のところにある西友の中には、こじま×ビッグカメラ、Seria、しまむら、バースデー、総合リサイクルショップ等が入っています。また、1階パーキングビルには、動物病院やペットの美容院、歯科医院等もあります。この西友は駐車場が広く、雨の日でも濡れずにお買い物ができるとあって、遠方からの集客も多い大型スーパーです。因みに、屋上には「マリノスサッカースクール」やテニスクラブがあり、小さなスポーツマンたちが練習しています。この他にも、スポーツを楽しみたい方には、北口に「ティップネス」が、南口には「セントラルスポーツクラブ」もありますので、会員になれば本格的なトレーニングプログラムに参加することも可能です。
さらに、「ジョイナステラス二俣川」隣りに新しく建築されたオフィスビル「コプレ二俣川」には各種クリニックが入り、地域の健康を支えています。最近減少が苦慮されている小児科の病院もあり、アレルギー専門医でもあるのでアトピーやぜんそくがあるお子様も安心です。
一方、駅の脇には線路に沿って厚木街道が通り、国道16号線へのアクセスも良く、本村インターから保土ヶ谷バイパスに乗れば、東名へのアクセスも空いていれば10分ほど。圏央道の開通で関越道や中央道へのアクセスも良くなりました。車の便もとても良い地域です。
その上、2022年には相鉄線の東急乗り入れが予定されていて、新横浜付近に新駅が設置される予定とあって、新幹線へのアクセスも抜群になりそう。実は、駅北口からは羽田空港直通のリムジンバスの発着所もあり、羽田空港へのアクセスも道路が空いていれば30分ほどのアクセスの良さです
横浜市内でも屈指の、交通の便が良い駅と言えましょう。
駅前再開発で、南口に新たな商業施設ができて一層便利になった二俣川ですが、住むなら教育施設も気になるところです。
二俣川駅界隈には、二俣川小学校、さちが丘小学校、本村小学校、中沢小学校、万騎が原小学校、南本宿小学校、左近山小学校などの小学校がありますが、中学校は万騎が原中学校、旭中学校、左近山中学校などがあります。この他、2007年に北口から徒歩20分のところに私立「横浜富士見丘学園中学校・高等学校」が移転してきています。こちらは元は女子校でしたが2019年より男女共学になりました。地震や災害が増えている昨今、徒歩圏内の私立校は魅力的です。
また、万騎が原中学校は1学年7~8クラスあるマンモス校で、そのため多彩な部活動があり、活発な部活動が行われていることで有名です。かつては、吹奏楽部が全国大会に3年連続で出場したことでも知られ、所ジョージさんのテレビ番組「1億人の大質問!?笑ってこらえて~吹奏楽の旅」の取材を受けたこともある強豪校でした。今は、卓球部や水泳部、女子ソフトボール部などが強いようですが、部活動のために学区外から越境で通ってくる中学生も毎年数名いるようです。小規模校にも小規模校ならではの魅力がありますが、お子様が入りたい部活動がないこともあるようなので、多彩な部活動展開は嬉しいポイントになりそうです。
ただし、横浜市の公立中学校には給食がなく、「ハマ弁」というお弁当が給食に変わるものとして提供されています。しかし、「ハマ弁」の普及率は伸び悩んでいて、ご家庭で手作りの弁当持参のお子様の方が多いようです。それでも、いざというときに「ハマ弁」に頼れるのは助かるのではないでしょうか?
この地域の学校は、自然が豊富な地域性なのか、または経済格差が少ない地域だからなのか、穏やかな雰囲気の学校が多いようです。学業のレベルも気になるところですが、市内全域の標準レベルよりも常に上位にあります。実は、筆者が中学生の頃には教職員異動で赴任してきた先生が開口一番「万騎が原中学校は横浜の学習院と呼ばれ・・・」と挨拶していました。在校生にはその実感はありませんでしたが・・・。
二俣川駅は、かつても急行・快速・各停の全ての電車が停まる駅とあって人気の駅でしたが、再開発が進み、街の新陳代謝も進んで、より一層便利さに拍車がかかり人気が高まっています。
先日通りかかった厚木街道沿いの「ふたえ交通」本社跡地には、何と東横インホテル建設予定の看板が掲げられていました。ついに、二俣川にもホテルが・・・!
この街は、便利なだけでなく、とどまることを知らない進化を始めているようです。
異常気象や新型コロナウイルスのため、住まい選びには慎重にならざるを得ない状態です。行政が発表しているハザードマップを確認することは、もはや必須。そして、子育てのしやすさを考えると、できれば都心ではなく都心へのアクセスが近い地域が望ましい、ということになれば、今、住まい選びに二俣川駅界隈は有力候補になりそうです。