星川と上星川とはここが違う
星川と上星川とはここが違う
星川と上星川は、どちらも横浜市保土ヶ谷区の町名であり、相鉄線の駅名でもあります。
星川は官公署が並ぶまち、上星川は身近に自然が残る落ち着いた住宅地です。
星川駅は、横浜駅から快速で5分、各停で7分。
上星川駅は各停のみ停車で、横浜駅から11分。
一日の平均乗降者数は星川駅が28,302人、上星川駅が26,006人で、相鉄線26駅中それぞれ11位、13位となっています(2019年度)。
よく似た駅名 星川と上星川の歴史
星川駅と上星川駅の歴史の前に、相鉄線の歴史を簡単にご紹介します。
1917年、相模鉄道株式会社と神中鉄道株式会社が設立されました。
1943年には相模鉄道が神中鉄道を吸収合併、1944年には国が相模鉄道路線を強制買収。
相鉄線は、相模鉄道の名前と神中鉄道の路線を受け継ぎ、現在に至ります。
上星川駅と星川駅は神中鉄道時代に誕生。
上星川駅は1926年に「星川駅」として、星川駅は1927年に「北程ヶ谷駅」として開業しました。
両駅は1933年に改称し、現在の駅名となります。
1952年、和田町駅の開業により、それまで隣同士だった星川駅と上星川駅の間に中間駅ができました。
(相鉄線のあゆみ)
https://www.sotetsu.co.jp/fan/history/
星川駅周辺の特徴

最初にご紹介したように、星川駅周辺は、保土ケ谷区の行政の中心地。
駅から徒歩5分圏内に、以下の公共施設があります。
- 保土ケ谷区役所
- 保土ケ谷警察署
- 保土ケ谷公会堂・保土ケ谷図書館
- かるがも(星川地域ケアプラザ、社会福祉協議会、ボランティアセンター)
- ほどがや市民活動センター アワーズ
- 地域子育て支援拠点 こっころ
- 川辺公園・川辺公園プール
- 横浜市西部児童相談所
- 星川中央公園(保土ケ谷へそ広場)

駅の近くにはマンションが多く、食品スーパー いなげや、ホームセンター コーナンといった大型店があり、買い物にも便利です。
駅北口に直結するダイゴプラザは、商業施設とマンションの複合型ビル。
ガスト、バーミヤンなどの飲食店、衣料品店、美容室、クリニック、学習塾などが入っています。
線路をはさんで反対側にある横浜SFビルは、駅南口に直結。
古川電池株式会社の本社所在地であり、ファミリーマート、マクドナルド、中華料理店、ベーカリー、美容室、写真店などの店舗も入るオフィスビルです。
そのほかにも、食品店や飲食店などいろいろなお店が並び、星川駅周辺はにぎやかな雰囲気です。
上星川駅周辺の特徴

冒頭でもお伝えしましたが、上星川駅周辺は星川駅に比べると静かで、落ち着いた住宅地という印象を受けます。
そんな上星川駅前で一番目立つのが、上の写真の建物。
駅の南側にあり、スーパー そうてつローゼン、スーパー銭湯 満天の湯、フィットネスクラブ ゴールドジムが入っています。
道をはさんで向かい側には、ドラッグストア クリエイトSDと郵便局があります。
駅の南側と北側にまたがる商店街もあり、こちらは懐かしい雰囲気。
飲食店や食品、健康・美容関係、各種サービスなど、40店以上が加盟しています。
(上星川商店会 店舗一覧)
https://www.kamihoshikawa.net/search_ichiran.htm
上星川駅は、市内で唯一の渓谷で横浜の秘境といわれる陣ヶ下渓谷公園の最寄り駅でもあります。
駅南口から陣ヶ下渓谷公園までの所要時間は、徒歩で約15分。
静かで落ち着いた上星川は、身近なところに大自然が残っているのです。

保土ヶ谷、星川、上星川どちらも魅力的
駅周辺の特徴は違うけれど、毎日の生活には便利な星川と上星川にはそれぞれの良さがあります。
市民が利用できるいろいろな施設がある星川も、身近に自然があり落ち着いた雰囲気の上星川も、どちらも魅力的で暮らしやすい街。
星川か上星川に住むとしたら、どちらを選びますか?