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日本大通り駅周辺はどんなところ?
横浜市中区、いわゆる横浜の「官庁街」に位置する みなとみらい線「日本大通り駅」の周りはどんなところなのでしょうか?
横浜で「官公庁街」と言われる場所ですが、横浜のニュータウン地区とは違い、既に横浜が開港した頃(160年前)には開けていた場所なので、歴史は色々ありそうです!
目次
横浜市中区の中心部と言っても過言ではない、行政の中心地です。
横浜公園(横浜スタジアム)から神奈川県庁の方まで通っている通りが「日本大通り」なのですが、みなとみらい線がそこの通り名をとって「日本大通り駅」となりました。
「日本大通り駅」は一番には「横浜の官公庁街」と呼ばれています。
実際「日本大通り駅」周辺には、「神奈川県庁」「横浜税関」「横浜地方裁判所・簡易裁判所」「中区役所」「神奈川県警」など、たくさん公共の建物がたくさんあります。
役所や裁判所などがある関係で、財団法人などもここの周辺のビルに集まっているため、かなりの人が公共(もしくはそれに関連する)の仕事をしている人が通勤してきています。
以前は関内駅の方向には「横浜市庁舎」もあったのですが、現在はみなとみらい線「馬車道駅」もしくはJR 桜木町駅の近くへ移転しました。
それにしても、多くの人たちが働く場所だということは間違いないようです。
上記、横浜では「キング」と呼ばれる神奈川県庁の建物ですが、建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの建物です。観光スポットにもなっていますし、ドラマや映画の撮影にも使われたりしています。1928年に建てられたとのこと。
日本大通り駅を上がってくるとすぐの場所にある、現在「横浜情報文化センター」になっている建物は旧横浜商工奨励館で1929年に建築されたものです。
関東大震災でこの辺りはかなり瓦礫と化したらしいので、その復興としてできたもののようです。
大桟橋の入り口には色々な店舗が並んでいますが、そのお店の入っているビルも古いビルをリノベーションして使っていて、レトロな感じがまた、素敵な感じがしますよね。
日本大通り駅周辺では、古い建築物を楽しめる場所でもあります。
横浜というと、やはり港のイメージが先行すると思います。
山下公園やみなとみらいなど、海が見られる場所はたくさんありますが、本当の意味での港の玄関口「横浜大桟橋」です。
ここには「国際客船ターミナル」があるため、外国の人も入ってきます。
今は海外から人が入ってくるというと、どうしても「空港」をイメージしますが、実は船でも海外から人が来ます。
ですので、横浜大桟橋の近くには「海上警察」があったり、「東京入出国在留管理局 横浜支局 横浜港分室」があったりします。
その他にも東海汽船のターミナルでもあるので、国内の船にも乗ることができます。
豪華客船などが停泊すると、乗り降りのお客さん以外にも、船を見に来る人も多くいます。
横浜大桟橋には屋上があり、このようなウッドデッキになっています。
こちらから船を見ることができます。
豪華客船などは、思いのほか大きく、下から見上げてもあまり船の雰囲気がわかりませんが、この「くじらのせなか」から見ると、船のデッキがどんな風になっているのかなど見ることができます。
飛鳥IIやクイーンリザベス号など有名な船が入ってくると、その船を見ようと結構人が集まります。
こういうのも「横浜」ならではでしょうね。港の玄関口です。
実は「日本大通り駅」は、横浜ベイスターズの本拠地「横浜スタジアム」までも徒歩圏。
JR 関内駅のイメージも大きいですが、日本大通り駅からもすぐ近くです。
ですので、電車を降りると駅の雰囲気は「官庁街」というより「横浜ベイスターズ」のイメージになっています。
上の写真は、日本大通り駅のホームから上がるエスカレーター。
完全にベイスターズ一色です。
横浜スタジアムへ行く時には、試合前から気持ちが上がりますよね。
そう考えると、「日本大通り駅」周辺は、色々な顔を持った場所なんですね!!