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横浜で博物館に行くなら中区がおすすめ

神奈川県立歴史博物館 town
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横浜で博物館に行くなら中区がおすすめ
横浜といえば、国内外多くの観光客で賑わう、全国でも人気の観光地です。
しかしそれ以外にも、1859年に日本で初めて開国した街としても知られています。
そのため、西洋文化とともにさまざまな歴史を歩んできました。
ここでは、そんな「横浜市中区で楽しめる博物館」を紹介するコンテンツです。

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横浜で博物館に行くなら中区がおすすめ

横浜市中区は、横浜港に隣接している港町です。
そのため「みなとみらい21」や「横浜中華街」といった、有名な観光地のイメージが強いのではないでしょうか。
あまり知られていませんが、港町・横浜の歴史について学べる「博物館」も数多くあるのです。
今回は、横浜市中区に20以上ある「博物館(ミュージアム)」を「横浜に住む」という視点からお伝えします。

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中区の博物館おすすめスポット7選

ここからは、馬車道や日本大通りなどにある博物館をいくつかご紹介いたします。
横浜市中区には、横浜の歴史について学べる「博物館」も数多くあります。
これから紹介する博物館は、徒歩でまわることができるため、おすすめです。
ぜひ、横浜観光のついでに散策しながら訪れてみてはいかがでしょうか。

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横浜 馬車道にある「神奈川県立歴史博物館」は歴史的建物

神奈川県立歴史博物館は、神奈川県の歴史と文化を紹介する博物館です。

建物は、歴史主義建築に属する明治30年代における代表的なドイツの近代洋風建築の影響を強く受けた建造物である。
横浜正金銀行本店として1900年(明治33年)に着工し、1904年(明治37年)に完成した。妻木頼黄が設計、遠藤於莵が工事監督を務めた古典主義様式建築。1923年(大正12年)9月1日の関東大震災の火災により建物のドームが焼失する。1947年(昭和22年)には、横浜正金銀行を引き継いだ東京銀行が発足し、東京銀行横浜支店として使用された。1964年(昭和39年)に神奈川県が建物を買い取り、建物の増築・改修工事を行い、関東大震災で焼失したドーム屋根の復元を行う。1967年(昭和42年)3月20日に神奈川県立博物館として開館する。

神奈川県立歴史博物館 – Wikipedia

歴史を感じるクラシックな建物がオシャレですね。
常設展示室では、古代から現代まで5つのテーマに分けられ、資料が展示されていました。
また、無料展示室には図書の閲覧ができる「ミュージアムライブラリー」や喫茶やショップも併設されています。

神奈川県立歴史博物館
神奈川県立歴史博物館

みなとみらい線「馬車道駅」3番・5番出口から徒歩1分
入館料
一般(20歳以上)400円 / 学生(20歳以下)300円 / 高校生・65歳以上の方  200円
(*中学生以下は無料)(*特別展は別料金)
開館時間 【平日】9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館)
(*開館時間、休館日は異なる場合があります)

みなとみらい線「馬車道駅」

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新聞発祥の横浜にある「ニュースパーク(日本新聞博物館)」

ニュースパーク(日本新聞博物館)は、横浜にある新聞や情報に関する体験型ミュージアムです。
ビルの1階には、博物館のシンボルモニュメントとして「VBW型新聞オフセット輪転機」が設置されています。
1979年~1997年、静岡新聞社で使用されていた新聞1枚(4ページ)を1時間に15万部印刷出来る機械です。
子どもから大人まで新聞の歴史や役割「情報を正確に伝える大切さ」を楽しく学ぶべる施設です。

ニュースパーク
ニュースパーク(日本新聞博物館)1階に設置されている「VBW型新聞オフセット輪転機」

体験ゲームや映像など、展示方法も工夫されています。
2019年からは、新聞歴史の展示スペースも広がりました。
なかでも、取材体験ゲーム「横浜タイムトラベル」は、横浜の街並みを再現したジオラマが展示されています。
タブレットをかざしながら、過去にタイムスリップすることができるのです。
ペリー来航・日米和親条約の締結・山下公園の誕生など、横浜に関する内容が取材を通して体験できます。
他にも、1年を通して期間限定の企画展やイベントが随時実施されています。

ニュースパーク 日本新聞博物館
みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口すぐの「ニュースパーク(日本新聞博物館)」

イベントルームには「教室エリア」と「製作工房」2つのスペースがあります。
「製作工房」では、いつでも写真入り「マイ新聞」を製作することができるのです。
訪れた際の記念になるため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口から徒歩30秒
入館料
一般 400円 / 大学生 300円 / 高校生 200円(*中学生以下は無料)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)、12月29日~1月4日
(*開館時間、休館日は異なる場合があります)

日本大通り駅周辺はどんなところ? – 横浜で暮らそう

日本大通り駅周辺はどんなところ?
横浜で「官公庁街」と言われる場所ですが、横浜のニュータウン地区とは違い、既に横浜が開港した頃(160年前)には開けていた場所なので、歴史は色々ありそうです!

放送番組専門のアーカイブ施設「放送ライブラリー」

放送ライブラリーは、放送法に基づいて作られた放送番組専門のアーカイブ施設です。
NHK・民放各社・放送大学で放送された、過去に放送された伝説の番組も収集・保存されています。
現在は、テレビ・ラジオ・CMなど、計1万5千本がアーカイブとして公開されているのです。
番組は69台の専用ブースで放送されているうち、計1万本が一般の来場者も無料で視聴できました。
他にも、展示ホールにはミニスタジオもあり、番組を制作する裏側を体験することもできるのです。

ニュースパーク

元英国領事館だった「横浜開港資料館」

横浜開港資料館は、幕末の開港期から昭和初期までの横浜に関する資料館です。
約25万点展示されている資料のうち、大変貴重な展示物も多数扱っているのも魅力の1つとなっています。

1981年に、元英国領事館(1931年建築 、1972年まで領事館として利用された)に開館した。

横浜開港資料館 – Wikipedia
横浜開港資料館1
横浜開港資料館

常設展のほかに企画展が年4回ほど開催されているため、1年中楽しむことができます。
緑の多い敷地内は、緑も多くオシャレな雰囲気が写真映えするおすすめスポットです。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

緑が多く、オシャレな雰囲気の「横浜開港資料館」

みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口から徒歩2分
入館料
一般(高校生以上)200円 / 小学生・中学生・横浜市内在住65歳以上の方 100円
開館時間 10:00~16:00(入館は15:30まで)【閲覧室】10:00~12:00 / 13:30~15:30(*事前予約制≪先着順≫)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)/年末年始【閲覧室】上記の休館日に加えて火曜日(祝日の場合は翌平日)
(*開館時間、休館日は異なる場合があります)

日本大通り駅

「キング・クイーン・ジャック」の横浜三塔とは?

神奈川県庁本庁舎(キングの塔)

現役の県庁本庁舎は、1928年に建てられており、国の登録文化財です。
クラシックかつ幾何学的なデザインとなっている外観は、和洋の建築様式が調和したものです。
屋上にある塔屋は、五重の塔をイメージしてつくられており、「キング」の愛称で親しまれています。
なお、屋上と歴史展示室へは開庁している時間であれば、自由に見学できます。

横浜税関(クイーンの塔)

横浜税関は「クイーンの塔」と呼ばれています。
クイーンという名前の通り、白い優美なドーム形が美しい外観です。
1934年に建てられた7階の建ての横浜税関は、横浜市認定歴史的建造物に認定されています。

館内入口すぐには、カスタム君(税関イメージキャラクター)が出迎えています。
1階で一般開放されている資料展示室では、歴史やお仕事内容など横浜税関について紹介されています。
また「ホンモノ・ニセモノ」「ワシントン条約」「密輸の手口」などのコーナーもあり、楽しみながら学ぶことができます。

横浜市開港記念会館(ジャックの塔)

横浜市開港記念会館は、1917年に開港50周年を記念して建てられおり、国の重要文化財に認定されています。
レンガと花崗岩でできた建物は、東南側に時計塔・西東側に八角ドーム・西北側に角ドームという構造になっています。
その中の東南側にある、時計塔が「ジャック」の愛称で親しまれています。
また、館内の2階にあるステンドグラスは、日が差すと光輝くその美しさに心惹かれます。

横浜観光の穴場「横浜三塔」を巡ろう! – 横浜で暮らそう

横浜観光の穴場「横浜三塔」を巡ろう!
1年を通して国内外多くの観光客で賑わう、全国でも人気の観光地「横浜」。これからの時期は「ゴールデンウィーク」や「夏休み」など、お出かけする機会が増えてきますね。ここでは、横浜市内で穴場な観光スポット「横浜三塔」を紹介するコンテンツです。

BankART Temporaryは銀行跡地

「BankART Temporary(バンカートテンポラリー)」は1929年に建てられました。
「旧第一銀行横浜支店」を移築し、一部復元された歴史的建造物です。
BankARTは「BankART Station」と「BankART KAIKO」に分かれています。
BankART Stationは新高島駅の上、BankART KAIKOは馬車道駅の出口を出てすぐ。
こちらは、アート作品が展示されているギャラリーです。
開催時期や企画によって、ギャラリー部分の内容が変わります。
ギャラリーの外にも展示があるので開館時間に関係なく、外のポスターは見ることが可能。
広告系アートもとても面白いので、是非ご覧いただければと思います。
気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

みらい美術館

意外と知られていない美術館です。公益財団法人「鶴見輝彦育英会」が運営。
設立者鶴見輝彦氏のコレクションを中心に展示をしています。
ガラスの作品や陶器の作品などが多く展示されているのです。
企画展示がされていない期間もあるので、ホームページなど調べて行くことをおすすめします。

  • 所在地:横浜市西区高島1-2-15みなとみらい学園ビル2階
  • 開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
  • 開館日:金、土、日、祝日
  • 入館料:一般:800円、学生・生徒:600円(チラシかはがき持参で一般:600円、学生・生徒:500円)
    シニア(60歳以上):600円、団体(10名以上):1人600円、
    中学生以下無料、障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料
    (学生・シニア・障害者料金は証明書提示時のみ適用されます)
  • 公式サイト:https://tsurumi-ikueikai.jp/miraimuseum/
みらい美術館

横浜の美術館でアートを楽しむ – 横浜で暮らそう

横浜の美術館でアートを楽しむ
横浜には大きい美術館から小さなギャラリーまでというと、かなりの数あります。

横浜で暮らすと歴史の知識が豊富になる

横浜は、江戸時代から現在までにさまざまな歴史を歩んできました。
ここまで「博物館」や「資料館」をご紹介しましたが、この街並みや建物は歴史なくして生まれません。
横浜で暮らすと、たくさんの歴史に触れ、知識を増やすことができるのです。
また、ここ数年で路線の乗り入れがさらに進化しました。
そのため、横浜駅から東京駅まで約30分で行くことができます。
アクセスが良く、便利な「横浜での暮らし」を選択肢の1つとして考えてみませんか。