Site icon 横浜で暮らそう

反町公園は昭和30年頃に遊園地があった!?

反町公園

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分27秒です。

反町公園は昭和30年頃に遊園地があった!?
横浜市内には、県と同じ地名が付く区「神奈川区」があります。
ここでは、そんな横浜市神奈川区にある「反町公園」についてご紹介するコンテンツです。

反町公園は昭和30年頃に遊園地があった!?

みなさんは「遊園地」と聞いて、どんな場所をイメージしますか。
ジェットコースター 観覧車 メリーゴーランド コーヒーカップ など…
子どもから大人まで、みんなが楽しめる場所です。
実は「反町公園」に以前、遊園地にあるジェットコースターや観覧車などの乗り物がありました。
今回は、そんな「反町公園」の歴史やアクセス、今後の公園についてをお伝えします。

神奈川区ってどんなところ? – 横浜で暮らそう

神奈川区ってどんなところ?横浜市内には、県と全く同じ字がつく区「神奈川区」があることはご存知でしょうか?どんな街?住みやすいの?今回は、このような疑問と歴史や暮らしやすさの視点から「横浜市神奈川区」をご紹介いたします。このコンテンツを通して、少しでも参考になれば幸いです。神奈川区ってどんなところ?横浜市神奈川区は、市内の北東に位置する海と山に囲まれた自然豊かな場所です。神奈川区の地形は「臨海部/内陸部/丘陵部」の3つに分かれています。横浜市域全体図 – 横浜市隣接する地域としては、西区・鶴見区・...
神奈川区ってどんなところ? - 横浜で暮らそう

横浜 神奈川区に伝わる「浦島太郎伝説」とは? – 横浜で暮らそう

横浜 神奈川区に伝わる「浦島太郎伝説」とは?みなさんは「日本昔話」と聞いて何を思い浮かべますか?桃太郎 浦島太郎 鶴の恩返し かぐや姫 など…日本昔話を全て合わせると、およそ1,500話もあるのです。その中でも特に有名な「浦島太郎」は、日本全国にゆかりの地が約150か所あります。ここでは、横浜市神奈川区にある「浦島太郎伝説」を紹介するコンテンツです。横浜 神奈川区に伝わる「浦島太郎伝説」とは?古くから全国各地にある「浦島太郎伝説」の1つが、横浜市神奈川区にも存在します。そのため、物語を思わせる場所が数多く残...
横浜 神奈川区に伝わる「浦島太郎伝説」とは? - 横浜で暮らそう

反町公園ってどんなところ?

反町公園は、横浜市神奈川区反町にある都市公園です。
反町公園は、JR線「横浜駅~東神奈川駅」間を走行中の電車の車窓から見えます。
京急線は「神奈川駅~京急東神奈川駅」間で見れるため、チェックしてみてくださいね。
園内の広さは23,000㎡と広く、アスレチック遊具・砂場・ブランコなどがあります。

緑が多く、広場もあるため、子どもを連れたファミリーはのびのびと遊んでいました。
公園には隣接する保育園があり、園児たちも思いっきり遊べるようになっています。
他にも、園内にはテーブルの付いたベンチもありました。

そのため、子どもが遊んだあとに休憩やお弁当を食べることもできますね。
ただ、自販機などは一切ないため、水分補給するための飲料は事前に準備しましょう。
公衆トイレは2か所あり、園内は「おまつり広場/じゆう広場/こどもの広場」に分かれていました。
目玉となるものはないですが、敷地面積も広いため、日中は地域憩いの場になっています。

こどもの広場
じゆう広場

季節になると、桜・チューリップ・紅葉など四季の植物を見ることができるのも魅力の1つです。
また、年に数回はお祭りなどイベントの開催される会場としても利用されています。

地元の方々にとっては、馴染み深い公園であることがわかりますね。

東神奈川ってどんなところ? – 横浜で暮らそう

東神奈川ってどんなところ?電車は2路線が走っており、商業施設や飲食店などもあってとても便利な街「東神奈川」。東神奈川は、浮世絵で有名な歌川広重の「東海道五十三次」にも登場するなど、歴史があります。ここでは、神奈川区の歴史ある街「東神奈川」を紹介するコンテンツです。東神奈川ってどんなところ?みなさんは「東神奈川」をご存知でしょうか?東神奈川は、神奈川区南部に位置する海沿いの街です。隣接する地域は、以下のようになっています。「浦島太郎伝説」で有名な「浦島丘」「亀住町」京急線「神奈川新町駅」の最寄り...
東神奈川ってどんなところ? - 横浜で暮らそう

東神奈川に住んでみよう 暮らしてみよう – 横浜で暮らそう

東神奈川に住んでみよう 暮らしてみようみなさんは「東神奈川」をご存知でしょうか?そしてどんなイメージがありますか?このコンテンツは「東神奈川での住まい」についてご紹介いたします。横浜「東神奈川」で住まいをお探しの方は、是非ご検討ください。東神奈川に住んでみよう 暮らしてみよう横浜といえば、観光名所の多い西区や中区のイメージが強いと思います。西区や中区など、横浜市内の中心部に最も近いのが「東神奈川」。東神奈川で一番の魅力は、交通の利便性と各施設が充実していることです。そのため、ファミリーや一人暮...
東神奈川に住んでみよう 暮らしてみよう - 横浜で暮らそう

反町公園は昭和30年頃に遊園地だったのは本当!?

それでは、反町公園の歴史についてお伝えします。
もともと反町公園は、昭和初期にこの周辺一帯が「青木町遊郭」でした。
1945年、横浜大空襲によって焼失した後、アメリカ軍によって接収されてしまいます。
1949年、神奈川県と横浜市が開催する「日本貿易博覧会」が3月15日~6月16日の約3か月間で実施されました。

日本貿易博覧会 英字ポスター –  横浜市

経済復興には貿易と産業の振興が不可欠と、横浜市と神奈川県の主催により、昭和24年3月15日から6月16日まで、野毛、反町の二会場で開催された。

日本貿易博覧会のシンボル 三角塔 – 横浜市

この「日本貿易博覧会」は、戦後の日本が経済復興を目指して実施されたイベントでした。
その後、日本は1955年~1970年頃まで「高度経済成長期」へ入り、飛躍的な経済成長を遂げたのです。

「2月1日 NHKが東京地区でテレビ本放送開始(1953年)」- 現代ビジネス 講談社

会場は、第一会場(野毛山会場)と第二会場(神奈川会場)の2つで開催され、約360万人が訪れました。

東日本で戦後初の大規模な博覧会。会場敷地は横浜市の神奈川地区84,000平方メートルと野毛山23,000平方メートルの2カ所。建築施設約16,500平方メートル。出品点数20万点。経費3億5000万円。第2次世界大戦後東日本では初めての本格的な博覧会で、貿易日本の再建をめざす政府が資金、資材などの面に積極的に支援した。神奈川会場には外国館、貿易館、産業館、府県館などと、業種別特設館があり娯楽施設として演芸館もあった。

博覧会資料COLLECTION「日本貿易博覧会」- 乃村工藝社
日本貿易博覧会 神奈川館 – 横浜市

そのうちの1つとなっていた「神奈川会場」が、現在の反町公園です。
ちなみに「野毛山会場」跡地は、1951年に現在の野毛山動物園が開園しました。

野毛山動物園

閉会後の1950年には、横浜貿易博覧会跡地へ市庁舎が移転してきたのです。
約10年間建ち続けた後、市庁舎は1959年に中区へ移転したことで空き地となります。
1963年、市庁舎跡地には反町公園が開園しました。

反町公園

ロケットコースターや、ローラースケート場があった時代も。

反町公園 案内板より

反町公園がにぎわいを見せていた頃は、公園内にジェットコースター・ゴ-カ-ド・バッテイングセンタ-・釣堀などがあったそうです。
また、季節限定の施設でプ-ル(夏)やスケートリンク(冬)などもありました。
当時は、公園というより遊園地に近いものだったそうです。

しかし、アトラクションは徐々に撤去され、現在の反町公園となりました。
唯一、現在も残っている施設なのが、公園に隣接する「横浜銀行アイスアリーナ」です。

参考:神奈川区の歴史年表 – 横浜市

反町公園までのアクセスは?

ここからは、反町公園までの行き方と、交通アクセスについてお伝えします。
反町公園は、電車/バスで行くことができます。

[電車で行く場合]

[バスで行く場合]

JR線「東神奈川駅」からは、線路沿いの国道1号線を横浜方面へまっすぐ進みます。
少し歩くと「境橋」が見えてくるため、そこを渡るとすぐに反町公園です。
近隣には駐車場がないため、公共交通機関で行くことをおすすめします。

園内は自転車の練習をしているお子さんもいたため、地元の方は自転車で訪れていました。
また、横浜銀行アイスアリーナの駐輪場にはレンタサイクル「baybike」があります。
そのため、自転車を借りて反町公園から横浜観光を楽しむのも良いですね。

実は、東横フラワー緑道を通れば「横浜駅」西口からも歩けるのです。
少しお散歩がてら、景色をゆっくりと楽しみたい方にはアリかもしれません。

横浜 反町駅周りの商店 – 横浜で暮らそう

横浜 反町駅周りの商店横浜市神奈川区にある東急東横線「反町駅」は、各駅停車で横浜駅の隣駅なので、歩こうと思えば横浜駅から歩けるくらいの距離にあります。反町駅周辺は好立地なので、マンションやアパート、戸建て住宅など住宅が多く駅周りは人が多く行き交う印象です。反町駅周辺にはどんなお店があって、暮らして不便はないのか歩いてみました!横浜 反町駅周りの商店東急東横線「反町駅」は、各駅停車のみが停車する駅のため、そんなに大きな駅ではありません。2004年までは地上にあった駅ですが、現在ではみなとみらい線と東...
横浜 反町駅周りの商店 - 横浜で暮らそう

東急東横線 反町駅までのお散歩道 – 横浜で暮らそう

東急東横線 反町駅までのお散歩道2006年に東急東横線 反町駅が地下に新しい駅が出来た後、整備されたのがこの「東横フラワー緑道」で、今まで横浜駅から反町駅までは山を越えるか多少遠回りをしないとならなかったところ、この東横フラワー緑道の「高島山トンネル」を通ると近くなりました。東急東横線の駅が地下になったあと東白楽駅・反町駅はみなとみらい線と繋がることより、2004年に地上から地下の駅へと変更となりました。その後2011年にこの「東横フラワー緑道」が整備され、全線オープンしました。「東横フラワー緑道」は東白...
東急東横線 反町駅までのお散歩道 - 横浜で暮らそう

横浜観光はレンタルサイクルと船で楽しもう – 横浜で暮らそう

横浜在住の私。横浜で暮らしているとレンタサイクルがとても便利です。横浜、桜木町、関内の移動でしたら電車を使うよりレンタサイクルを利用した方が時間もお値段もお得です。横浜で暮らそうの取材で中区界隈に移動する時、仕事の打ち合わせもレンタサイクルです。そんな私がおすすめする観光を楽しく方法、どうぞ参考にしてください。緊急作成コンテンツですのでベイバイク利用の写真は随時アップしますね。横浜はレンタルサイクルと船で楽しもう定番の横浜観光 地はほぼ徒歩圏でまわれます。ただし、徒歩圏と言えど少し時間がかかる...
横浜観光はレンタルサイクルと船で楽しもう - 横浜で暮らそう

反町公園へ行くなら「横浜銀行アイスアリーナ」も一緒に!

反町公園へ訪れる際には、一緒に行くべきおすすめスポットについてもお伝えします。
反町公園の東側に隣接している白色の施設が「横浜銀行アイスアリーナ」です。
横浜銀行アイスアリーナは、神奈川区唯一の屋内スケートリンクとなっています。
室内にあるため、季節や天候を問わず、1年中利用可能なのが嬉しいですね。

国内最古の屋内スケートリンクとして1951年に開業し、現在も横浜市民に親しまれています。
開業当日は「神奈川スケートリンク」として営業してきましたが、2015年にリニューアルオープンしました。
その際、現在の「横浜銀行アイスアリーナ」に改称されたのです。
ここは、大会やアイスショーが開催できる30m×60mの国際規格スケートリンクです。
他にも、22m×6mのサブリンクが併設されており、子どもから大人までが気軽に利用できます。

さらに、1年を通じてさまざまなスケート教室も開催されており、初心者から上級者の誰でも参加できるのは良いですね。
早朝や深夜の貸切利用時間では、アイスホッケーやフィギュアスケートの練習も可能です。
ハマっ子である私も、小学生の頃に校外学習の一環として、このスケート場を利用して楽しかった思い出があります。
多目的室やスケート用品ショップ、ロッカールームなどが完備されていました。
また、スケートシューズもレンタルできるため、手ぶらで利用できます。
大人利用券(貸靴付):1,800円/子ども利用券(貸靴付):1,300円

休日は横浜観光の穴場 東神奈川駅周辺で遊ぼう – 横浜で暮らそう

休日は横浜観光の穴場 東神奈川駅周辺で遊ぼう1日の利用者も多く、交通アクセスが良い街「東神奈川駅」。あまり知られていませんが、歴史やレジャーなどが楽しめる場所が点在しています。ここでは、東神奈川のおすすめ観光スポットを紹介するコンテンツです。休日は横浜観光の穴場 東神奈川駅周辺で遊ぼうみなさんは「東神奈川」をご存知でしょうか。東神奈川は、横浜市神奈川区南部に位置するベイエリアです。東神奈川の最寄り駅・JR線「東神奈川駅」は、乗り換え駅のイメージが強いと思います。しかし、東神奈川は駅以外にも楽しめる...
休日は横浜観光の穴場 東神奈川駅周辺で遊ぼう - 横浜で暮らそう

反町公園はこれからどうなる?

時代とともに姿を変え、地元の方々に親しまれてきた反町公園。
そんな反町公園も今後は、一体どうなるのでしょうか。
横浜市は、公園の魅力を実現するため、2021年からサウディング調査を実施しています。

横浜市では、令和元年9月に「公園における公民連携に関する基本方針」を策定し、これまで以上に多様な主体との連携による公園の利活用を進めていくこととしています。

そのひとつとして、反町公園(神奈川区)において、民間事業者等との連携により公園の魅力アップを実現する可能性を探るため、公園内の施設整備・運営等の対話によるサウンディング型市場調査を実施します。

今回の調査は、魅力アップに資するアイデアをお伺いするものであり、その結果を踏まえ、事業者公募の可否や公募する場合の条件等を検討していきます。

反町公園(神奈川区)の魅力アップについてのサウンディング調査を実施します! 横浜市

以下に関する公園内の施設整備が検討されていました。

今後の反町公園がどうなっていくのか、見逃せませんね。

参考:
反町公園(神奈川区)の魅力アップについてのサウンディング調査を実施します!- 横浜市

休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう – 横浜で暮らそう

休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう陣ヶ下渓谷公園は、知るしとぞ知る横浜の穴場の渓谷です。横浜駅から電車と徒歩なら約40分と、都会から1時間以内で到着できる渓谷。天気の良い休日は、陣ヶ下渓谷公園で自然を楽しみましょう!ここでは、保土ケ谷区にある秘境「陣ヶ下渓谷公園」を紹介するコンテンツです。休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こうみなと町、そして大都市のイメージが強い横浜。そんな横浜に、渓谷があるのをご存知ですか?渓谷とは、山に挟まれた谷に川が流れている地形のこと。横浜市で魅力な保土ヶ谷区には...
休日は横浜の秘境 陣ヶ下渓谷公園へ行こう - 横浜で暮らそう

南万騎が原の近くにあるこども自然公園で週末を – 横浜で暮らそう

南万騎が原の近くにあるこども自然公園で週末を相鉄線の駅の中でも、今や都心ともつながりターミナルタウンとなった二俣川とお洒落な街・緑園都市に挟まれて、ちょっと地味な印象の南万騎が原駅。通称「みなまき」。実は「南万騎が原」と言う町名は実在せず、この駅は柏町にあります。閑静な住宅地で、農協の直売所などもあり、住みやすい街として知られています。南万騎が原の近くにあるこども自然公園で週末を 横浜市旭区の中で最大級の面積を持つ「こども自然公園」は、柏町に隣接する公園で、駅から徒歩7分という近さ。何と入園も...
南万騎が原の近くにあるこども自然公園で週末を - 横浜で暮らそう

地域の憩いの場 反町公園へ行ってみよう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、反町公園の歴史やアクセス、今後の公園についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
時代とともに姿を変化させ、地元の方々に愛されてきた反町公園。
散歩がてら、四季折々の雰囲気を楽しみに反町公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

横浜 鶴見の入船公園でのびのび過ごそう – 横浜で暮らそう

横浜 鶴見の入船公園でのびのび過ごそう自然でのんびりする暮らし、横浜は都会でありながら自然たっぷりの公園が沢山ある街です。みなとみらいや山下公園もとてもいいエリアですが観光客が沢山い賑やかだけど… という方へ、横浜 鶴見にある入船公園をご紹介横浜に多くある自然公園でありながら体を動かすことができる野外設備のととのった公園ですよ。横浜に住んでいる皆さん、これから横浜で暮らそうと考えている皆さん ぜひ参考にしてくださいね。横浜 鶴見の入船公園でのびのび過ごそう「入船公園」みなさんは、これを何と読むか...
横浜 鶴見の入船公園でのびのび過ごそう - 横浜で暮らそう

保土ヶ谷公園で子どもと楽しむ – 横浜で暮らそう

保土ヶ谷公園で子どもと楽しむ横浜で暮らそうでは、各区の特徴や暮らしに関係する事柄をコンテンツにしています。保土ヶ谷公園は色んな角度からいくつかコンテンツにしてお伝えしています。今回は、子育てから「子どもと楽しむ」にフォーカスしました。保土ヶ谷公園で子どもと楽しむ保土ヶ谷公園は、横浜市保土ヶ谷区にある大きな公園です。元気いっぱいの子どもと自然にふれあいながら楽しむこの公園はそんなシーンにピッタリです。保土ヶ谷公園でスポーツ - 横浜で暮らそう高校野球や梅園で有名な保土ヶ谷公園、子連れにもオススメス...
保土ヶ谷公園で子どもと楽しむ - 横浜で暮らそう
Exit mobile version