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2019年11月30日に開通する相鉄とJRの相互直通運転、
色々なところから目撃情報がでてきています。
2019年8月から9月までの目撃情報をいくつか紹介いたします。
武蔵小杉駅や新宿駅では頻繁に車両が目撃されています。
JR武蔵小杉は相鉄からの乗り入れで(新宿行きでは)もっとも乗降数の多い駅、ホームは横須賀線のホームになります。
新宿駅への乗り入れもこのルート。
新宿駅は新宿湘南ラインのホームへ到着します。
いまは南側にあるため、ここから他の路線または私鉄への乗り換えは少し時間がかかります。
西新宿や代々木方面へはアクセスがいいホームです。
鉄道マニアだけではなく、相鉄沿線利用者も驚きでした。
まさかの品川です。
品川駅は東海道線、山手線、京浜東北線(新幹線も含む)というどちらかといえば、東西へをつなぐとても大きな駅。
今回の相鉄JR相直ではこの東西へつながる品川駅へは乗り入れはしません。
乗り入れないのになぜ相鉄が乗り入れているのか…
品川駅には品川運転所があります。
運転所には車両基地があり、車両基地は列車の各種検査(月検査や列車検査など)や、簡単な故障の修理、車両清掃や車体洗浄が行われる場所です。
つまり相鉄の車両が何かあった時にここへ来ることになります。
答えは簡単です。
列車のレールの幅が相鉄とJRが同じだからです。
この先に開通するもう一つの相互直通 東急も相鉄やJRと同じです。
だから乗り入れられます。
都内では地下鉄と私鉄の乗り入れはよくみられるので、なんら疑いもしません。
しかし、唯一相鉄と相互に乗り入れができない線があります。
京浜急行です。
京急のレールの幅は独特の仕様に合わせています。
(実は新幹線と同じ)
レールのお話はかなりマニアックで奥が深いので知りたい方は検索をしてみてください。
◇待ち遠しい、相鉄とJRの直通試運転
相鉄とJRとの直通運転まであとわずか、地域住民や沿線利用者は新しいルートに期待しています。
不動産会社さんや企業も同じ。
相鉄とJRの相互直通がスムーズに動けるよう毎日試運転が繰り返されています。(相模鉄道がJRに車両を貸している)
目撃情報はTwitterのタグでもわかります。 #相鉄・jr直通線
楽しみですね、相鉄とJRの直通試運転。
参考記事
相鉄直通運転にともなうダイヤ改正の特徴と横浜通勤のメリット
相模鉄道が11月30日に開通される相鉄横浜線(相鉄JR直通運転)に伴いダイヤ改正を行うこととなりました。
ポイントは次の通りです
運転本数は終日46往復(92本)
朝ピーク時間帯は4本/時、その他時間帯は2~3本/時
朝の一部列車は大宮方面へ
いずみ野線から横浜へ直通(通勤急行)
JR直通列車と二俣川で接続(通勤特急)
女性専用車が4号車から10号車(8両編成は8号車)に変更
詳細は 相鉄直通運転にともなうダイヤ改正の特徴と横浜通勤のメリット をご覧ください