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2023年「第42回 横浜開港祭」へ行こう!
横浜開港祭は、毎年6月2日に横浜・みなとみらい周辺エリアで開催されるお祭り。
イベントは入場無料で屋台や花火も実施されるため、市内外から多くの人が訪れます。
ここでは、2023年開催の「第42回 横浜開港祭」について紹介するコンテンツです。
目次
みなさんは、横浜市の公立小中高校が毎年「6月2日」休校になるのをご存知でしょうか?
これは、横浜の開港記念日である6月2日を祝うために制定されました。
記念日当日には、まちづくりと観光の活性化を図るために「横浜開港祭」が開催されます。
横浜開港祭は、一般的なお祭りと違って観光スポットで開港記念のお祝いムード一色です。
何と言っても、横浜市が開催するイベントだけあって会場へは「入場無料」となります。
そんな毎年恒例の横浜開港祭で1番の見どころは、約3,000発の花火が打ち上がること。
「横浜開港祭ってなに?」「2023年のイベント日程と内容は?」「会場はどこ?」
今回は、横浜市で開催される「第42回 横浜開港祭」の歴史と見どころをお伝えします。
横浜開港祭は、横浜の開港記念日である「6月2日」を祝うお祭りです。
開港記念日は、横浜市民にとって特別な日となっています。
江戸幕府のもと、鎖国をしていた日本が1859年のペリー来航で大きく変化しました。
横浜港が日本で初めて開国したことにより、街全体も急速に進化していきます。
港の歴史や先人の業績に敬意と感謝を表し、これからの横浜の発展を願う日。
全国では「県民の日」と呼ばれるものが制定されているのです。
しかし、神奈川県には「県民の日」がありません。
その代わりに、横浜市ではこの「開港記念日」というものがあります。
そんな伝統的な1日に行われるのがハマっ子のための市民祭「横浜開港祭」なのです。
現在は、まちづくりの魅力発信と横浜観光の活性化を図るために毎年開催されています。
横浜開港祭の由来と始まったきっかけは、以下のようになっていました。
横浜開港祭は、1981年に「国際デープレ横浜どんたく」として開催されたのが始まりで、翌1982年に「’82国際デー第1回横浜どんたく」として正式に始まりました。
横浜開港祭とは – 第42回横浜開港祭
1984年の第3回より「横浜どんたく」となり、1993年の第12回より「横浜どんたく開港祭」、1995年より「横浜開港祭」となり、2023年度第42回を迎えるに至りました。
現在「横浜開港祭」という名称で開催されていますが、イベントが始まったのは1981年。
そこから少しずつ名前が変わり、1984年には「横浜どんたく」となりました。
その後1993年に「横浜どんたく開港祭」、1995年から「横浜開港祭」になったそうです。
ハマっ子でも年代によって「どんたく」の方が馴染みのある方もいらっしゃると思います。
近年の来場者数は、多くて約80万人です。(コロナ禍以前)
一方で、バブル真っ只中である1989年頃の来場者数は168万人もいました。
このように、横浜でもかなり大きなイベントで現在よりも盛り上がりを見せていたのです。
1989年は横浜博覧会の開催と重なったため、例年よりも更に多かったのかもしれません。
1番の魅力は、飲食店やイベント参加費を除いて「会場への入場が無料」であること。
横浜開港祭と言えば「花火大会」の印象が強いですが、実は昼もイベントを楽しめます。
フードフェス/マリンスポーツ/ダンス選手権/移動水族館/お笑いライブ など…
幅広いジャンルの体験型イベント会場となっているのです。
横浜開港祭 横浜市民がこだわる花火でも有名なお祭り – 横浜で暮らそう
ここからは、2023年に横浜開港祭で開催予定のイベントを厳選してご紹介します。
横浜開港祭のメインテーマは「”Thanks to the Port”(開港を祝い、港に感謝しよう)」。
2023年のサブテーマが「つないでいこう きれいな海を 世界へ 未来へ」です。
お祭りというだけあって、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん。
過去には、子どもだけが参加できる「チビッ子ミニ駅伝」なども開催されたそう。
毎年のようにイベント内容が変わるため、いつ訪れても楽しめますよ。
昼のイベントは意外と知られていないため、混雑する花火大会より穴場かもしれません。
実際に横浜開港祭へ行かれる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
5つの会場エリアごとのイベント日時/体験内容/料金など詳細もあわせてお伝えします。
混雑状況で受付終了前に終了する可能性があるため、ご注意ください。
イベントによっては事前予約や申込時間が決まっているため、確認してから訪れましょう。
横浜市周辺の飲食店が参加し、チーズ料理のグランプリを決めるグルメイベントです。
参加店舗はチーズ料理を1品500円で提供し、来場者が一番美味しいと思った料理に投票。
イベントではさまざまなチーズ料理が堪能でき、最も投票数の多かった店舗が決定します。
このイベントは、チーズが好きな人はもちろん、食べ歩きやグルメ好きな人にもおすすめ。
美味しいチーズ料理のほか、料理に合うアルコールも各種取り揃えます。
[料金]各500円
[開催日時]6月2日(金)/6月3日(土)9:00~20:00
[開催場所]臨港パーク
昔なつかしい縁日をイメージした屋台が登場します。
大人から子どもまで1コインで楽しく遊びながら、景品をゲットしよう!
[料金]射的:1回500円/輪投げ:1回300円/釣りゲーム:1回300円
スーパーボールすくい:1回300円/チャレンジダイス:1回200円
[開催日時]6月2日(金)/6月3日(土)9:00~20:00
[開催場所]臨港パーク
1in1ジャンプゾーンで、最大7mの大ジャンプが体験できる逆バンジージャンプです。
他にも、ラグーンウォーターパークにハンドル操作が簡単なバンパーボートが登場。
水にも濡れず、どちらもお子さん限定の無料で楽しめます。
[開催日時]未定
[開催場所]臨港パーク
シーカヤックに乗りながら、海の上をボートで泳いでみませんか?
陸上での説明後はインストラクターと併走できます。
[料金]大人:2,000円/子ども:1,500円
[開催日時]6月2日(金)10:00~16:00/6月3日(土)10:00〜16:00(受付終了)14:50
[スケジュール]10:00~/11:00~/13:00~/14:00~/15:00~(全45分間)
[開催場所]日本丸シーカヤックパーク
大きな安定感のあるサーフボード「SUP」の上に立ってパドルで漕ぎ進むスポーツです。
近年、エクササイズやクルージングなど楽しめることで注目されるマリンアクティビティ。
[料金]大人:2,000円/子ども:1,500円
[開催日時]6月2日(金)10:00~16:00/6月3日(土)10:00〜16:00(受付終了)14:50
[スケジュール]10:00~/11:00~/13:00~/14:00~/15:00~(全45分間)
[開催場所]日本丸メモリアルパーク内海面上
SNS総再生数100万回超えの横浜出身シンガーソングライター・山口紗矢佳さんが登場。
[開催日時]6月2日(金)13:45~14:00
[開催場所]臨港パークメインステージ
横浜開港祭「歌うま選手権」2連覇、テレビ番組でも活躍中の加藤礼愛さんが歌披露です。
[開催日時]6月2日(金)18:00~18:30
[開催場所]臨港パークメインステージ
M-1グランプリ2022王者ウエストランドによる、ネタ披露&トークショーも開催します。
[開催日時]6月3日(土)18:30~19:00
[開催場所]臨港パークメインステージ
予選を勝ち抜き、横浜住まい/学校に通う⼩中学生チームが繰り広げるダンス選⼿権です。
毎年熱い戦いが繰り広げられ、会場でしか見られない元気なパフォーマンスは必見。
[開催日時]6月2日(金)10:00~11:30
[開催場所]臨港パークメインステージ
普段立ち入ることができない海上自衛隊護衛艦の艦船内を特別に一般公開します。
海と一緒に身近に見られるこの機会に、ぜひ間近で大迫力の護衛艦を感じてみませんか?
[開催日時]6月2日(金)10:15~16:00/6月3日(土)10:00~16:00
[開催場所]ハンマーヘッド9号岸壁
(※混雑状況により受付終了前に終了する可能性あり)
普段見ることのできない海で働く特殊車両の展示や操作体験、海の仕事紹介を行います。
水深3,000mでも活躍できる、水中工作機械レプリカラジコンをVRで操作体験会も開催。
[開催日時]6月2日(金)10:00~15:00/6月3日(土)10:00~17:00
[開催場所]臨港パーク内特殊車両エリア
公益財団法人ふくしま海洋科学館の所有するトラック式移動水族館が横浜開港祭に登場。
目玉は福島県沿岸に生息するウニやヒトデを手に取り、観察できるタッチプールです。
[開催日時]6月2日(金)10:00~15:00/6月3日(土)10:00~16:00
[開催場所]臨港パーク 南口広場
横浜にまつわる音楽に合わせて光と音と花火が融合し、開港記念日を盛大にお祝いします。
横浜の夜空を彩る約3,000発の花火は、圧巻です。
打ち上げ花火だけでなく、ショーのようにレーザー光線や音楽を組み合わせたプログラム。
[開催日時]6月2日(金)19:00~20:00
[開催場所]臨港パーク前 海上
横浜開港祭の花火は、ここ数年にかけてコロナ禍の影響で中止が続いていました。
2023年は、例年と同様に万全の体制で開催される予定です。
開催日はイベント1日目の6月2日(金)に開催予定で、雨天中止となっています。
時間は19時〜20時ですが、実際に花火が打ち上がるのは10分程度。
花火の打ち上げ場所は、臨港パーク前の海上となっていました。
なお、花火終了後は周辺エリアが大変混雑することで、毎年交通規制がかかります。
今年も当日の会場周辺は大混雑が予想されるため、入場規制と通行制限が設けられました。
そのため、18時以降に会場の臨港パークへ向かっても花火は見られそうにありません。
そうなると、横浜赤レンガ倉庫の特設観覧エリアへ行く必要があるため、ご注意ください。
国際橋の歩道は、18時30分〜21時まで一歩通行になることが発表されているのです。
また、帰り時間には汽車道が通行止めとなるので、こちらも気を付けましょう。
確実に花火を見たい方は観覧席チケットが販売されているため、購入するのもおすすめ。
有料観覧席チケットは、大きく分けて3種類ありました。
チケットの販売元や値段などはさまざまで、席種もピンからキリまであります。
席数も限りがあり、安いチケットからなくなるので購入したい場合は早めに取りましょう。
会場周辺エリアは交通規制がかかる上に、立ち止まっての観覧はできません。
そのため、花火の打ち上げ時間帯は必ず決まった場所で見る必要があるのです。
幸いにも、打ち上げ花火は高さがあるので、遠くからでも十分楽しめます。
人気観光地となっていて花火も見れる穴場スポットは、以下の通り。
スカイガーデンやマリンタワーでは、この日だけの特別展望チケットが販売されるのです。
通常よりも少し料金は上乗せされますが、人の少ない室内で楽しみたい方にはおすすめ。
近年は、船上で花火を楽しめるクルーズが人気となっています。
「遊覧船」「レストラン船」「クルーズ船」などのさまざまな種類があり、楽しいですよ。
他にも、ホテルに宿泊して眺めの良い客室から花火を見るのもアリですね。
眺めの良いホテルはとても人気なので、この日に宿泊するなら早めに予約しましょう。
少し小さくなるものの、横浜市内で言うと鶴見区や都筑区などでも花火は見れます。
確実に見たいなら、建物による遮りがない開けた場所が良いでしょう。
横浜で夜景がキレイに見えるおすすめスポット8選 – 横浜で暮らそう
それでは、横浜開港祭への行き方と交通アクセスについてお伝えします。
会場周辺には駐車場がないため、電車やバスなどの公共交通機関での来場がおすすめ。
アクセスは、以下の通りです。
メイン広場は、臨港パークとなっています。
メイン広場の最寄り駅へは、みなとみらい線「みなとみらい駅」から歩いて約7分です。
それぞれ行きたいイベントや目的の会場に合わせて、公共交通機関を使い分けましょう。
少し時間はかかりますが、「横浜駅(東口)」まで歩く迂回ルートも推奨されていました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、2023年「第42回 横浜開港祭」の見どころやイベント内容をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
横浜開港祭は、横浜の開港記念日である「6月2日」を祝うために制定されました。
2023年の横浜開港祭は、6月2日と6月3日(2日間)の開催となります。
イベントは入場無料、屋台/マリンスポーツ/移動水族館/お笑いライブなどを実施予定。
横浜開港祭で1番の見どころは、約3,000発もの花火が打ち上がる花火大会です。
ただし、開催1時間前から交通規制が行われるほど混雑するため、ご注意ください。
特に、昼の横浜開港祭は子ども中心で参加しながら楽しめる体験型イベントが多い印象。
食事あり、アクティビティあり、エンタメあり、ショップあり…楽しめること間違いなし。
1年に1度しか開催されない「横浜開港祭」を多くのハマっ子が毎年楽しみにしています。
イベントの盛り上がりや来場者数の賑わいからも、その想いが伝わりますね。
そんな1日中楽しめる「横浜開港祭2023」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。