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横浜で「インド」を感じる!

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横浜で「インド」を感じる!
「横浜にインド?横浜は中華街じゃないの?」と思われる方が多いと思います。
インドとは、さまざまな繋がりや接点がある「横浜」。
横浜でインドを感じてみましょう!

横浜で「インド」を感じる!

インドと横浜って、そんなに関係があるイメージはないと思います。
しかし、実は横浜とインドは色々と繋がっているんです。

インド

横浜とムンバイは姉妹都市

「横浜市」と「ムンバイ市」が姉妹都市だったことはご存知でしょうか?
インドの第2の都市と言われ、インドの大都市です。
日本からの旅行者も多く、YouTubeなどを見ていると多くの動画が出てきて、なんとも「カオス」でもありますが、活気のある街です。

「ムンバイ」ってどこ?と思われた方へ。

ムンバイは、インドの西海岸に面するマハーラーシュトラ州の州都であり、ムンバイ市街県の都市である。
インド第2の大都市であり、首都デリーと共に南アジアを代表する世界都市の一つである。和名は孟買。

Wikipedia ムンバイ より

面積: 437.71平方キロメートル(横浜市とほぼ同じ)
人口: 約2,100万人(2011年)
気候: 典型的な熱帯モンスーン気候。雨期(6月中旬~9月下旬)と乾期(10月上旬~6月上旬)に分けられる。

姉妹都市提携日:1965(昭和40)年6月26日
横浜市には、戦前から多くのインド商社があり、インド出身者も多いことから、姉妹都市提携の要請がありました。
また、ムンバイ(当時はボンベイ)市長からも提携要請の親書を受けたことから、両市は姉妹都市提携しました。

ムンバイ市の概要 – 横浜市

横浜市とムンバイ市とは1965年から姉妹都市ということで、60年弱の歴史があるということですね。

インド水塔

山下公園の大桟橋側にある小さな建造物をご存知でしょうか?
多分山下公園に何度か行ったことがあるけど知らない・・・という方や、見たことはあるけど何だか気にも止めたことがなかった・・・という方もいらっしゃると思います。

果たして「インド水塔とは?」

インド水塔(いんどすいとう)は、神奈川県横浜市中区山下町の山下公園内にある、インド式の水飲み場の遺構である。横浜市認定歴史的建造物に認定されている。

横浜とインドの交流は開港後の19世紀から始まり、インド商人は山下町に商館を構え絹織物の輸出などを行っていた。しかし、1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生し、横浜在住のインド人も28人が亡くなり、山下町も壊滅的となった。横浜市民は被災インド人の救済の為、住宅の手当てなどに力を注いだ。1930年(昭和5年)に瓦礫処分場として埋め立てられた場所の上に山下公園が開園。そして1939年(昭和14年)に、横浜市民への感謝と同胞の慰霊のために在日インド人協会が山下公園内に建立し、横浜市に寄贈したのがこのインド水塔である。

Wikipedia インド水塔 より

今では日本がシルクをインドに輸出するためインド商人が多くいたなんて、想像もできませんね。

インド水塔

ディワリ・イン・ヨコハマ

ディワリ(Diwali)というのはインドの宗教「ヒンドゥー教」のお祭りで、インドだけでなくヒンドゥー教の人が多く住む国ではお祭りが開催されるだけでなく、祝日になったりするほど大事にされるお祝いです。

いわゆる「新年」と言われ、インドの人々はこのディワリの数日前から準備を始め新年を迎えるそうです。新年と言っても1月1日でなく、ヒンドゥー暦でカールッティカ月の新月の夜に行われるそうで、日本のカレンダーで言うと10月か11月にあたるようです。

日本ではこのお祭りだけを横浜で行われるのですが、このイベントを行う2日間は山下公園がインドの人たちが集まり、インド屋台が多く出て「インド」さながらな雰囲気を味わえます。

ボリウッドダンスのステージがあったり、インド食材が売っていたり、インド雑貨が買えたりしますので、インドを味わいたかったら、このイベントを見逃すの手はないですね!

2023年の情報はまだ出ていませんが、情報はTwitterなどで情報をキャッチしましょう!

Diwali 公式Twitter:https://twitter.com/yokohamadiwali

デュワリヨコハマ
2019年のディワリ in 横浜
デュワリヨコハマ
2019年 ディワリ in 横浜 のステージ

横浜とインドの文化交流団体

横浜とインドの結びつきには歴史があるということが、前述の内容でご理解いただけたと思います。

山下公園周辺に既に大正時代からインド商人が住んでいたり、訪れていました。
現在も実は昔からルーツのあるインド人の方が地主さんであったり、ビルオーナーがいらっしゃいます。
そのためか、横浜とインドの文化交流をする機関がいくつかあるようです。

横浜にインドとの文化交流をするための団体があると言うのは、やはり

一般社団法人横浜インドセンター

横浜在住インド人コミュニテイ関係者を含む在横浜官民関係機関・団体が集い協議の結果、横浜・神奈川とインドとのビジネスをはじめとする各般の交流促進を図るためインドセンターを設立することが望ましいとの結論に達し、これを受けて以下の機関・団体の他インド人コミュニテイ関係者などで構成する横浜インドセンター2008年度設立協議会が2008年10月に結成されました。

横浜インドセンターの目的は、横浜・神奈川とインドとの貿易・投資などのビジネスのみならず、文化、芸術、観光などを含めた幅広い分野での交流を促進することです。そのために双方の企業・団体・個人に対し、各般の支援・サービスを提供するための拠点として機能することを旨としています。

横浜インドセンターとは – 一般社団法人横浜インドセンター

URL:https://yokohama-india.org/

横浜インド文化交流会

横浜は、生糸、綿、雑貨などの貿易を通じて、歴史にインドとのかかわりが深く、 横浜市とインド南西部のムンバイ(ボンベイ)市とは、姉妹都市提携をしています。 市民による国際交流のボランティア団体である「横浜インド文化交流会」は、 横浜とインドとの市民レベルでの国際文化交流を広げるために、インド古典舞踊の公演やインドの民俗絵画の書き手とのワークショップ、 インド料理教室などのさまざまな文化交流事業を行っています。

横浜インド文化交流会とは…? – 横浜インド文化交流会

URL:http://india.hamacco.net/

横浜市にもあるインドコミュニティ

日本でインド人が多く住むコミュニティは西葛西と言われています。実際に日本にいるインド人の1割(3,000人程度)はこの西葛西にいると言いますが、実は横浜市にもインド人が多く住む地域があるようです。

ただインド料理屋さんに行ったり、お祭りに行ったりも良いのですが、こういった日本に住むインドの方々と交流を持って「インド」を感じてみてはいかがでしょうか?

現在、霧が丘地域では、多くのインド人の皆さんが住んでいます。
霧が丘を拠点に、地域交流・自治会連携・外国人連携・学生連携の4つを軸に多文化共生が楽しめる街づくりを目指して活動しているのが、霧が丘インターナショナルコミュニティ(KIC)です。

平成30年度第3回 霧が丘インターナショナルコミュニティ(KIC)- 横浜市
インド料理

地元民が語る!生麦の由来と治安 – 横浜で暮らそう

1年を通して横浜でインドを感じよう!

横浜ではいろいろな方面で「インド」を感じることができます。
今や「インド料理屋」「インドカレー屋」はどこの街でも見かけるようになりました。
横浜でもう1歩先の「インド」を感じませんか?

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Writer
横浜生まれ横浜育ち、通った学校も横浜、現在の住まいも横浜な「どっぷり横浜市民」です。