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横浜 鶴見区のNISMOショールームは入場無料ミュージアム
NISMOショールームは、横浜市鶴見区大黒町にある入場無料のミュージアムです。
NISMO(ニスモ)は、モータースポーツの技術を走行性能に発揮させた自動車ブランド。
ここでは、鶴見区の「NISMOショールーム」を紹介するコンテンツです。
目次
みなさんは、自動車のミュージアムやショールームへ行ったことはありますか?
全国には、自動車メーカーが運営するミュージアムやショールームが数多く存在します。
横浜市鶴見区には、誰でも入場無料で楽しめるNISMOのショールームがあるのです。
このショールームは、鶴見区の首都高速神奈川5号大黒線沿いにあります。
これまでに「NISMO(ニスモ)」の歩んできた歴史や技術力などを知れるのが見どころ。
「NISMOショールームってどんなところ?」「入場料や予約は必要?」「アクセスは?」
今回は、横浜市鶴見区大黒町にある「NISMOショールーム」についてお伝えします。
NISMO(ニスモ)は、モータースポーツの技術を走行性能に発揮させた自動車ブランド。
NISMOは「NISSAN Motor Sports International株式会社」の略称となっています。
日産本社が100%出資する形で1984年に設立されたモータースポーツ専門の子会社です。
モータースポーツ向け自動車部品の設計/製造/販売、レース参戦なども行っています。
ドライバーと技術者の努力により、これまでさまざまなカーレースで優勝してきました。
特に、モータースポーツで最も重要となるパーツが「エンジン」部分です。
NISMOショールームでは、そんなNISMOの魅力や歴史について詳しく紹介しています。
ショールームとは、一般的に企業が自社製品を展示し、顧客との接点を持つための場所。
おもに製品価値の訴求や企業理解の促進、顧客体験の向上などを目的とした施設です。
認知が目的として運営しているため、誰でも気軽に足を運べるよう一般開放されています。
ひと言にショールームとなっていますが、ここは車の販売をしていません。
メインは車両展示となっており、体験型施設です。
このショールームはもともと東京都大田区にありましたが、鶴見区に移転してきました。
展示内容を充実させ、2013年に鶴見区でオープンしたショールームとなります。
その際に展示フロアも拡大し、広くなったことで車両展示も充実したのです。
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ここからは、 実際に「NISMOショールーム」の施設についてご紹介します。
車が好きな方、スポーツカーのファンの方はぜひ訪れてみてくださいね。
まず入口を入り、目に飛び込んで来たのは壁に張り付いたR390 GT1。
迫力のある光景に驚きながら進むと、広々とした空間となっています。
施設内は、NISMOのイメージカラーである赤と黒を基調としたスタイリッシュな雰囲気。
中心には、来館者をお出迎えするようにこちらを向いた車両がずらりと並んでいます。
車両はフェアレディZや日産GTRなど、歴代のレーシングカーも展示されていました。
時期によって展示内容は異なりますが、常に迫力のある車両を楽しめるのです。
普段は、あまり見れない新旧NISMOのレースカーを無料で楽しめるのは嬉しいですね。
展示は最大8台の他に雑誌を閲覧できるだけでなく、優勝トロフィーなどもあります。
また、館内左手には大会で選手が着用したヘルメットやレーシングスーツなども展示。
ここでは、展示品からNISMOが歩んできたこれまでの歴史などを振り返れるのです。
雑誌は貴重なバックナンバーが置かれているため、イスに座って熟読できますよ。
奥へ進むと、大会のポスターや集合写真も飾られているのです。
よく見ると、大会に出場した選手全員の貴重な直筆サインも入っていました。
もちろん、レーサーとして知られている歌手の近藤真彦さん直筆サインもありましたよ。
大型モニターには、これまでの優勝インタビューが放映されています。
このディスプレイは映像だけでなく、音響設備も充実しているのです。
そのため、大会のパブリックビューイングなどイベント実施にも使われるそう。
モニター横には、レース用の車両に搭載されているエンジンが展示されていました。
さらに奥はGT-Rと書かれたモニュメントがあり、その1台1台がなんとGT-Rのミニカーに。
間近で見ると、普通車よりもエンジンがひと回り小さいことがよく分かりますね。
レース向けに軽量化だけでなく、耐久性や持久力も優れている必要があるのです。
走行性能を重視するため、部品の素材や配置までエンジン1つで技術力の高さを感じます。
向かいの壁は、NISMO初代社長・難波靖治氏の「カーバッヂコレクション」です。
これまでに集めた世界の車両バッジが額縁に入れられ、ずらりと並んでいました。
この施設内では、NISMOの技術車両設計から車両やエンジンの開発も行っているのです。
そのため、ショールームは「大森ファクトリー整備場」と併設する形で建てられています。
ガラス張りの整備場となっているので、運が良ければ作業中の整備車両も見学できますよ。
他にも、実際に車両へ搭載されているむき出しのエンジンだけも展示されていました。
日産といえば、さまざまな形のRB26エンジンがあります。
GT500で使われていたドライサンプ仕様のものから「Gr.A」や「R35」まであるのです。
ここまで来るとショールームではなく、もはや「博物館」レベルの展示数ですね。
入口すぐの場所には、NISMOグッズが販売されているショップも併設されていました。
ここでは、NISMOや日産、GT-Rのロゴが入った限定グッズがたくさん販売されています。
Tシャツ/キャップ/タオル/エコバッグ/リュックサック など…
また、時計/グラス/レザーウォレット/キャンプ用テントまで取り扱っているのです。
他にも、車両へ使われる部品が実際に販売されていました。
ショールームへ訪れた記念として、お土産に購入するのもアリですね。
ひと通り見終えたら、ぜひショップへ訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、トイレへ寄ってみるとドアノブがカムシャフトになっていました。
撮影はしませんでしたが、トイレも車の部品がモチーフで赤色の内装となっています。
気になった方は、こちらもぜひ行ってみてください。
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NISMOショールームへの入館料は「無料」となっています。
施設は一般利用できて予約不要なため、当日訪れても楽しめますよ。
子どもから大人まで無料かつ、事前予約しないで気軽に楽しめるのは嬉しいですね。
そして、NISMOショールームの休館日と開館時間は、以下の通りです。
【営業日】土曜日/日曜日
【営業時間】10:00~17:00
NSMOショールームは、土日のみの営業となります。
平日は休館日のほか、年末年始やお盆休みなども営業していません。
休館日は変化することもあるため、最新の営業日をホームページでチェックしましょう。
最後に、NISMOショールームへの行き方と交通アクセスについてお伝えします。
アクセスは、京急線「生麦駅」もしくはJR京浜東北線「鶴見駅」からバスです。
京急線「生麦駅」からの場合は「明神前」バス停で乗車しましょう。
19系統と181系統どちらも停車しますので、ここから3つ目「新興駅前」バス停で下車。
バス停は建物を通り過ぎて先に停車するため、少し戻るようになります。
目印は「まみーでりか」というお弁当屋さんです。
この通りを戻るように進むと、赤と黒で「NISMO」と書かれた建物が見えてきました。
生麦駅からは歩くこともできますが、約20分かかるのであまりおすすめしません。
JR京浜東北線「鶴見駅(東口)」からの場合は「食肉市場」バス停で下車します。
どちらのバスも、土日の昼間は1時間に1〜2本程度のため、事前に確認しましょう。
施設は徒歩でのアクセスがあまり良くないため、車でのアクセスが最も良いです。
この場所から大黒ICも近いため、ドライブがてら訪れるのがおすすめ。
入口が少し分かりにくいですが、見学者専用の無料駐車場も完備されていました。
収容台数は普通車32台もあって広々と停められるので、車で気軽に来れますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜市鶴見区にある「NISMOショールーム」についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
NISMOショールームは、鶴見区大黒町にある無料で楽しめるNISMOの見学施設です。
1番の魅力は、全国でも珍しい歴代の車両や優勝トロフィーなどが展示されていること。
NISMOの歴史や技術力を体験でき、展示は「博物館」レベルで見どころが盛りだくさん。
車好きの方はもちろん、カーレースやエンジニアに興味がある方にも人気のスポットです。
また「懐かしい」と思えるような古い資料もあり、大人世代の方々も多く訪れていました。
ただし、施設は車でのアクセスが最も良いのでドライブがてら訪れるのがおすすめ。
鶴見区のNISMOショールームへ訪れ、技術力や歴史を体感してみてはいかがでしょうか。