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横浜で子育て 二俣川 保育園事情

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横浜で子育てと保育園事情
子育て世代で気になるのが保育園。横浜の保育園事情は他の地域に比べて悪くないという噂を聞きます。
はたしてそうなのでしょうか? 横浜で子育てをする世代、今回は二俣川にしぼり保育園事情についてお伝えいたします。

横浜で子育てと保育園事情

秋になり、横浜市内では10月12日から保育園の申し込みが始まっています。幼稚園との関係で一般的には「保育園」と呼ばれていますが、実は「保育所」と呼ぶのが正式なのだそうです。(ここでは、一般的な呼び方を採用し「保育園」と呼ぶことにします。)

新米パパママにとっては、保育園探し・保育園選びは大問題!どうしよう・・・と、不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

保育園に入れたいと願うパパママは、例年だと春から「保活」を始め、夏頃には見学をして保育園選びをしますが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、見学が予約制になるなど、例年とは勝手が大分違うようです。なかなか見学予約が取れず、希望の保育園の見学がしにくかったという声もチラホラ聞こえてきます。

横浜は2013年には待機児童ゼロ宣言をしましたが、2020年の待機児童数は27人でした。でも、横浜市は区によって保育園事情がずいぶん異なるようです。例えば、港北区は大型宅地開発が進み激戦区ですが、泉区は待機児童ゼロでした。

近年、横浜市では保育事情の改善に力を入れていて、保育園も年々新設され続けています。それだけでなく、隣の川崎市への入園活動や、小規模保育・横浜保育室の増加、認可保育園の一時保育実施、幼稚園の預かり保育など、預け先がないパパママへの様々な受け入れ体制も整えています。

それでも、2019年10月から実施されている「保育料無償化」で、幼稚園を希望していたご家庭が認可保育園を希望したり、高い保育料を払うなら自宅で子育てをと考えていたご家庭も保育園を希望するようになり、横浜市の就学前児童数は前年比3740人減少しているにもかかわらず、保育園入園希望者は2225人増えています。

今年はコロナで経済状況が悪化し、共働きのご家庭が一層増えることが予想され、保活も厳しさを増しそうです。

保育園はいつから預けられるのか?

それでは、保育園はいつから子どもを預けられるのでしょうか?

多くの保育園では、生後57日(生後2ヶ月)以上から預けられるようです。これは、労働基準法により、母親に産後休業8週間の取得が義務づけられているからです。でも、保育施設により、入所できる対象月齢は異なりますので、希望する園の規定をよく確認することが大切です。中には、首が据わり5ヶ月や6ヶ月からという保育園もあるようです。

ところで、横浜市内の保育園利用は、1~2歳児の利用率が急激に増加しているそうです。何と全体の48.1%が保育所を利用しているというデータが出ています。つまり、1~2歳児が一番入りにくいということですね。

そこで、ゼロ歳児から入園させたいというパパママも増えているようです。育休が使える1歳前は手元で育てたいというパパママが多いのにもかかわらず、保育園事情を考えると、そうもいかないというのが現状なのかもしれません。

実は、保育園は、居宅内外の労働に加えて、産前産後、病気・ケガ・障害、親族の介護、通学などの場合にも利用できます。ただし、条件により利用調整の順位が異なっています。

一方、保育園入園希望者の中には、あえて入りにくい園を希望して育休を延長するケースもあるようです。これは、育休中の保護者が、子どもが入園できなかった場合に育休を更に1年間延長できるという制度を利用するためです。

二俣川 保育園事情について

ジョイナステラス二俣川とコプレ二俣川
ジョイナステラス二俣川とコプレ二俣川

では、2019年11月にJR乗り入れが開始し、2022年度下期に東急乗り入れも決定して注目される相鉄二俣川駅の保育園事情はどうなっているでしょうか?

二俣川駅周辺には、保育園が毎年新規開設されています。2018年には「太陽の子二俣川保育園」が駅直結のコプレ内にオープンし、2020年には「保育園夢未来二俣川園」が横浜保育室から認可保育所に移行し、3歳以降も預かってもらえるようになりました。

「太陽の子二俣川保育園」は駅直結とあってオープン以来一番人気。忙しいパパママにとっては、便利でありがたい園のようです。当然ながら、待機人数が最も多い、入りにくい保育園でもあります。コプレ内には、保育園専用のエレベーターが設置されています。

また、「保育園夢未来二俣川園」はこども自然公園通り沿いからさちが丘に移転し、一戸建て、小さな庭付きの保育園になりました。食育にも熱心な保育園で、“おかげで子どもの偏食が少なくなりました。」と言う声も聞かれます。

さらに、2021年4月には厚木街道沿いに「旭あじさい保育園」が新設予定です。ここは、昔、漆原医院があったところ。定員70名の保育園が新設されますので、待機児童が減ることが期待できそうです。

この他にも、二俣川駅北口側には「明徳二俣川保育園」、南口側には「太陽の子さちが丘保育園」、「横濱あんじゅ保育園」、「まきがはら愛児園」などがあり、少し離れた保土ヶ谷バイパス南本宿インター近くに「横浜小谷かなりや保育園」があります。中でも、「まきがはら愛児園」は、地域に一番古くからある保育園。ビル内の保育園が多い中で、幼稚園と同一敷地内に遊具がある園庭を持ち、駅から少し離れていますが、駐車場もあるので車での送り迎えもできることが利点です。

また、0歳~2歳までの保育限定ですが、「すずらん二俣川保育園」、「マミー保育園二俣川」、「保育園スマイルキッズ二俣川駅前」、「おれんじハウス二俣川保育園」などもあります。2021年4月には「横濱あんじゅ小規模保育園」もオープン予定です。ただし、卒園時に「3歳児の壁」に突き当たり、他の保育園に入園することが困難になってしまう場合もありますので、選択には注意が必要です。

このように、二俣川駅界隈は保育園の数が充実しています。選り好みをしなければ、それほど保活に苦労せずにすみそうです。それでも、保育園は園により特徴が異なりますので、しっかり見学をして選ぶのがおすすめです。パパママの便利さもさることながら、長い時間を園で過ごすお子様の環境も大切です。園の雰囲気が、ご家庭の方針に合っているかどうかは意外と大切なポイントになってきます。

保育園に入れなくても、幼稚園の延長保育がある

保育園に入園できなかったらどうしよう!そんなとき、横浜市では3歳以上から延長預かり保育が利用できる幼稚園を用意しています。しかも、横浜市型預かり保育は、令和元年10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」の対象事業です。(無償化には利用条件があります。)

二俣川では、「まきがはら愛児園」と「横浜昭和幼稚園」で延長預かり保育を実施しており、平日7時半~18時半まで利用できますが、土日祝日と年末年始に加え、夏休み期間中に最大5日間の休みがありますので、要注意。保育園には夏休みはありませんから、その点大きく異なります。保護者対象の行事が平日だというのも、幼稚園の他の保護者同様に役員決めの対象になるのも、幼稚園ならではのことです。

それでも、「まきがはら幼稚園」の延長保育の場合は、園内で開催されている外部団体による英語などの各種教室への送り迎えをしてくれるとか。パパママが仕事をしていると習い事をさせてあげられない、というお悩み解消に期待ができそうです。

パパママのお休みの調整がつけられるなら、「3歳の壁」を越えられそうもない時には幼稚園の延長保育を選択肢の一つにしてもいいかもしれません。

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