まだまだ予断を許さないコロナ
2020年5月25日に新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が解除されましたが、北九州市では第2波を思われる感染が確認され、東京も残波とも言える感染者が見られたりして、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
「新しい生活様式」が推奨され、感染防止の3つの基本である身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3密(密集、密接、密閉)を避ける生活様式を継続することが求められていて、まだまだマスクが手放せない日々が当分続きそうです。
それでも、ドラッグストアやホームセンター、スーパーマーケットなどの店頭にも、ようやくマスクや消毒用アルコールなどが並びはじめ、ひと安心です。まだコロナ以前と比べると、値段が高いですが・・・。
先日、我が家にもようやくアベノマスクが届きました!
でも、夏に向かって悩ましいのが、マスクの暑さ。マスクの中が汗だく、という方も多いのではないでしょうか?試しに不織布のサージカルマスクの中にガーゼを切って当ててみると、思いのほか汗をかきませんでした。とはいうものの、ガーゼもまだ手に入りにくいので、工夫が必要です。
マスクはエチケットで必要なアイテム
それでも、マスクをしていないと、お店に入るのも人に会うのも憚られるようになりました。マスクはもはやエチケットとして必須のアイテムになっています。
そこで、アパレル企業やスポーツメーカーが続々とマスクの製造に参入しています
中でも注目なのは、夏に向けて涼感生地を使ったマスクです。ユニクロがエアリズムのマスクを今夏に向けて販売予定なのを始め、無印良品でもオーガニックコットンに抗菌防臭加工を施した夏向けの素材を使ったマスク3種類が6月上旬から順次販売予定のようです。
また、ヨネックスでは、独自開発の涼感素材「ベリークール」を使用した「スポーツフェイスマスク」を7月上旬に発売予定です。これは、汗に反応して熱を吸収するキシリトールを配合した素材で、ヨネックスが手がけるスポーツウエアに使用されているものなのだそうです。ジョギングなど、スポーツをする人には嬉しいマスクになりそうです。
一方、最近は手作りマスクをつけている人を多く見かけるようになりました。手芸用品店「ユザワヤ」のホームページでは、いろいろなタイプの手作りマスクの型紙や作り方が公開されています。接触冷感生地を使用したマスクなども紹介されていますので、手作りに挑戦してみるのもいいかもしれません。とりわけ、子供用マスクは市販品が手に入りにくく、保育園児などはマスクへの記名を求められる場合もあるようなので、手作りして洗って使う方が効率的かもしれません。
お洒落なマスクを使ってみませんか?
ところで、これだけ毎日マスクを着用するようになると、マスクもお洒落に着用したくなってきます。
ヨーロッパでは、有名ブランドがマスク製造に乗り出しているようですが、中でも注目されているのが、「トリキニ」です。これは、ビキニと同じ柄の生地でマスクもつくる水着の3点セットのこと。
実は、「トリキニ」という言葉は、前から見るとワンピース、後ろから見るとビキニに見える水着「モノキニ」の別名としても使われていますが、今回話題になっている「トリキニ」は、イタリア中部アドリア海に面したセニガッリア市にある水着専門店のオーナーが発案したというビキニとマスクの3点セットのことのようです。「トリキニ」の「トリ」は「3」という意味。さすが、ファッションの国イタリアです。
でも、ファッションを楽しむ工夫は日本も負けていません。緑園都市にある靴専門店「Lido Mare(リドマーレ)」で販売されているのは、ラッセルレース(¥650)やチュールレース(¥1200)を使用した、高級感のあるお洒落なマスクです。チュールレースはウエディングにも使用される高級レースとして知られています。単なるマスクというよりは、ファッションアイテムの一つとしてもマスクを楽しめるとあって、とても人気。もちろん国内生産の手作りなので、数量限定のため入荷するとすぐに売り切れてしまう人気商品です。通勤などにも使用したくなる、おしゃれ着にぴったりのマスクですね。手洗いすれば何度でも使用可能です。
また、この店ではマスクに付ける手作りチャームも併せて販売しています。マスクを付けるとイアリングを付けにくいのですが、マスクチャームがそれを解決してくれると好評です。
Lido Mare:https://lidomare.jimdofree.com/
緑園都市 地元を応援します
コロナ禍の中、商店はみな苦戦を強いられています。日本各地で閉店を余儀なくされているお店も多いと聞きます。今のところ、緑園都市ではまだそのような話は聞きませんが、こんなことで地元の商店がなくなっていくのは避けたいものです。
多様なお店があると、街に活気が出ます。散歩をするのも楽しくなります。
だからこそ、地元の小さなお店を応援したいです!
通りすがりに「こんにちは!」と声を掛け合えるお店が増えるというのは、今の時代にあっては、とても贅沢なことなのかもしれません。そんな店を一つでも多く持っていたいと思います。実は、そういうお店が増えるのは、街の防犯上からもとても良いそうです。子ども達を見守る街作り・・・ですね。
この機会に、地元の飲食店、地元の小売店を積極的に利用して、地元のお店を応援しましょう!
サンモール商店街のお店には、ご使用予定のないアベノマスクの寄付をお願いしている商店もあります。ただし、未開封のもの限定です。寄付されたマスクは、緑園東小学校と緑園西小学校に寄付されます。これなら、うっかりマスクを忘れて登校してきてしまった子ども達も、安心して学校生活を送れそうです。