この記事を読むのに必要な時間は約 8 分2秒です。
横浜 西区に住むならどこ?
「これからの暮らしを横浜で」と考えている方へ 横浜の住まいを探すならどこがいいのか…と迷っていませんか?
ここでは横浜の中心の地と呼んでも差し支えない地区 横浜市西区についてお伝えいたします。
目次
横浜市西区は横浜市を南北でみるとちょうど真ん中あたりの臨海地区に位置します。
横浜駅やみなとみらいがある、まさに横浜の中核ともいえる区です。
西区は横浜市18区のなかで面積が一番小さく(6.9k㎡)、人口も約104,000人と最小(2020年9月推計)なのですが、人口密度は南区につぎ2番目に高い区なんです。
横浜駅やみなとみらいというと、デパートやショッピングモールなどの商業施設、ホールや美術館などの芸術文化施設やオフィスビルが立ち並んぶ先進的な都会のイメージが先行しますが、西区内には実は旧東海道や保土ヶ谷道、横浜道などの古道があり開港時から発展を続けてきた歴史情緒豊かな一面も。
野毛山動物園や野毛山公園や臨港パークなどがあり、子育て世代にも嬉しい環境でもあります。
住まいに関しても、駅周辺やみなとみらいの高層マンションもあれば、昔から人の住む下町情緒ある住宅街もあって幅広い選択肢があります。
利便性を満喫しながらも好みの住環境を選べるのが、西区に住む良さともいえます。
では横浜西区に住むなら、どんなエリアがあるでしょうか。
横浜の西区と言えば、横浜駅とみなとみらい駅、桜木町駅と言う都会な場所のイメージがあります。
次の駅となる、戸部や平沼は閑静な住宅エリアは、横浜駅、みなとみらい駅、桜木町駅の徒歩圏になり、都内や他地区への移動に便利な地域です。
ここでは「横浜市 西区 住みやすさってどうなの?」ということで更に詳しくお伝えします。
SUUMOの「住みたい街ランキング2020」でも横浜が三年連続1位という結果どおり、人気エリアの代表格はやはり横浜駅周辺とみなとみらい。
横浜駅はJR線、相鉄線、京急線、東急東横線、みなとみらい線、横浜市営地下鉄ブルーラインが集まるターミナル駅で、東京都心部へのアクセスも便利なうえ、小田原方面、三浦半島方面、千葉方面、空港へのアクセスもよく、仕事にレジャーに大変便利です。
デパートやショッピングビルやスーパーが多数あるので、買い物に困ることはまったくありません。
みなとみらいは綿密な都市計画のもと整備された街です。
美術館やホール、遊園地、ショッピングモール、オフィスビル、高層マンション群、ホテル、パシフィコ横浜のイベントエリアなどがバランスよく配置され、大変美しい街づくりがなされています。
また海に面した臨港パークがあるので、子育て世代にも人気です。みなとみらいと港の景色に囲まれながら、公園でピクニンクやレジャーを楽しめるので子育て世代にも大変人気のエリアになっています。
ただ人気の横浜駅周辺やみなとみらいに住むには、住居費も高かったり物件数も少なくなるのが残念なところ。またどちらも繁華街ですので、少し落ち着いて住みたい方には、横浜駅西口から徒歩15分ぐらい離れた浅間町や岡野町あたりがおすすめです。
横浜 平沼橋駅 近くに暮らして便利だと感じるところ – 横浜で暮らそう
横浜駅から15分ぐらい歩くだけで、喧騒を離れ少し落ち着いた住宅街が広がります。
浅間神社がある旧東海道筋あたりは雰囲気ががらっとかわり、街道筋の情緒すら感じられます。
同じく横浜駅西口から徒歩でもいける岡野町エリアは平沼高校や岡野中学などの学校や公園があり、こちらも比較的静かでおすすめです。相鉄線の平沼橋駅も近くにあるのもうれしいポイント。スーパーマーケット「サミット」は大きく、医療モールもあって使いやすい!
平沼橋駅も横浜駅も利用できる岡野という地域の暮らし – 横浜で暮らそう
岡野町エリアから相鉄線平沼橋駅を挟んだ平沼エリアも平沼水天宮や平沼商店街があり、住宅もたくさんあります。こちらは横浜駅東口への徒歩でもいけるエリアですが、子どもも多く住みやすい街です。
また相鉄線西横浜駅、平沼橋駅からいける藤棚商店街周辺も人気です。明治からの歴史を持つ商店街は個性的なお店も多く、楽しく暮らせそうです。区役所が近いのも何かと安心なポイントですね。
西横浜駅の藤棚商店街は老舗とシネマで魅力ある住みやすい街 – 横浜で暮らそう
人気エリアの横浜駅周辺は今でこそ人が集まるエリアですが、特に西口は戦後まで工場や倉庫、また資材置き場として利用されているさびれた場所でした。
昭和30年代に入り、相鉄が「相鉄名品街」(現・相鉄ジョイナス)を創業、高島屋を誘致したことでどんどんと栄えてきました。駅ビルの整備もさらに進んで今や横浜市随一の繁華街となりました。
横浜市西区の気になる治安はというと、データでみると横浜市18区中ワースト2位となります。商業施設や夜営業の店がどうしても多くなるのは仕方ない面もあります。
・犯罪発生率=犯罪数÷人口×1,000
※犯罪数=2020年1月〜11月暫定データ
参考:神奈川県警察 刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数
※人口=2020年9月1日データ
参考:横浜市人口ニュース No.1129(令和2年9月1日現在)
順位 | 区分 | 犯罪発生率(%) |
1 | 青葉区 | 2.10 |
2 | 旭区 | 2.57 |
| | | | | |
16 | 瀬谷区 | 4.14 |
17 | 西区 | 7.70 |
18 | 中区 | 8.31 |
横浜市全体 | 3.32 |
ただ西区内の犯罪発生件数(2020年10月現在)を町別にみていくと、繁華街である南幸、北幸、高島町で西区全体723件中393件と54%を占めますので、それ以外のエリアでは横浜市の平均犯罪発生率に近くなります。
住んでみると、住宅が多いエリアはパトカーや警官の方々の見回りもあること、また昔から住んでいる人の目もあり治安はそんなに悪くはないというのが、住んでいる筆者の実感です。
参考:西区町別犯罪発生状況
今までみてきたように、横浜市西区は小さいエリアながらも横浜駅周辺やみなとみらいの都心部の充実と開港の歴史ともに発展してきた下町情緒が共存する、横浜の最先端と歴史がギュッとつまった魅力的な区です。
ターミナル駅である横浜駅を中心に、仕事やレジャーのアクセスも便利。ショッピングや公園、映画、ライブなど気軽に遊びにいける環境が魅惑的な街でもあります。下町情緒がある商店街探訪の楽しみもあります。
西区は横浜の魅力を味わって住みたい人におすすめの区です!