動物園だけじゃない!野毛山公園で休日を楽しむ
京急線「日ノ出町駅」から徒歩10分ほどで行ける野毛山公園。
無料で入れる野毛山動物園は有名ですが、それ以外に展望台や遊具広場の楽しめるスポットもあります。
これらを地区に分けてご紹介いたします。
日ノ出町駅から徒歩で行ける広い公園
野毛山公園の最寄り駅は京急線「日ノ出町駅」です。
日ノ出町駅の改札を出て左に曲がり、ケンタッキーなどがある通りを進んで道なりに坂を上ります。
野毛坂交差点を左折すると横浜市中央図書館もある「野毛坂」がありますので、坂を上ると到着です。
野毛山公園には展望地区と散策地区がある
野毛山公園は展望地区、動物園、散策地区と3つのエリアに分かれています。
野毛山動物園については別のコンテンツで紹介していますので、展望地区と散策地区についてご紹介します。
横浜の野毛山動物園は無料で楽しめる立地も最高 | 横浜で暮らそう
展望地区
展望台や大芝生広場、近代水道発祥の地の記念碑などがあります。
展望台
展望台は3階建てになっており、1階は入口とトイレ、2階はこもれびテラス、3階が展望テラスとなっています。
階段の他にエレベーターもあるのでベビーカーでも展望テラスに行くことができます。
こちらは2階のこもれびテラスです。小さいスペースですが木陰になっているため涼しくほっと一息つくことができます。
また、展望台の近くには1964年の東京オリンピックの競技会場地記念碑もあります。
大芝生広場、小芝生広場
名前の通り芝生が広がる大きな広場があります。子どもたちの遠足でお弁当を食べる場所として、また家族のピクニック広場として利用されています。
大芝生広場のとなりの小芝生広場にはバラ花壇があり、40種類ほどのバラを楽しむことができます。見頃は5月中旬~6月中旬頃です。
3on3バスケットコート
無料で利用可能なバスケット専用コートが2面あります。
近代水道発祥の地
横浜は近代水道発祥の地ですが、野毛山公園にはヘンリー・スペンサー・パーマーの像と発祥の地を示す石碑が建てられています。
開港後、戸数わずか100戸ほどの一寒村であった横浜の人口は日に日に増加し、市街は急激に発展しました。当時の住民は水を求めて井戸を掘りましたが、横浜は海を埋め立てて拡張してきたため良質な水に恵まれず、ほとんどの井戸水は塩分を含み、飲み水には適しませんでした。このため、神奈川県知事は英国人技師ヘンリー・スペンサー・パーマー氏を顧問に迎え、明治18(1885)年に相模川と道志川の合流地点の三井(現在の相模原市緑区三井)を水源に水道の建設に着手し、明治20(1887)年10月に日本初の近代水道として給水を開始しました。
横浜水道のあゆみ(概要) 横浜市
昭和5年頃から平成7年まで使用されていた旧野毛山配水池もすぐ近くにあり、横浜の歴史を感じることができます。
遊具広場
大芝生広場から階段を下りたところには広々とした遊具広場も。子供向けの複合遊具や大人向けの健康遊具も揃っています。
散策地区
展望地区から動物園を挟んで野毛坂の途中にあるのが散策地区です。
その名の通りこちらは散策にピッタリな地区で、池や緑が広がります。
記念碑
散策地区には横浜、野毛山にゆかりのある人物の記念碑が建てられています。
佐久間象山は、横浜の開港を唱えた人物として「横浜開港の父」とも呼ばれています。
記念碑と桜【3月28日】|桜開花|野毛山動物園公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会
中村汀女は昭和の著名な女流俳人で、日常を題材にしながら、野毛山で句を読んだとされています。
記念碑と桜【3月28日】|桜開花|野毛山動物園公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会
芝生広場
芝生広場もあります。ここからもランドマークを見ることができます。
子どもの遊び場
散策地区の奥の方には傾斜をいかした子どもの遊び場もあります。
動物園が休みの時でも楽しめる野毛山公園
訪れた時は月曜日で動物園は休園日でした。そんな日でも展望地区と散策地区、楽しめるスポットがたくさんありますので一度訪れてみてはいかがでしょうか。