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横浜 鶴見区の白幡公園ってどんなところ?

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横浜 鶴見区の白幡公園ってどんなところ?
鶴見区は、横浜観光の定番である西区や中区と比べて下町の雰囲気が残る街です。
そのため、商店街や古い住宅が今も多く残り、人情味溢れているのも魅力の1つ。
鶴見区に、高低差のある森をそのまま利用した公園があるのをご存知でしょうか。
ここでは、鶴見区にある緑豊かな「白幡公園」の見どころを紹介するコンテンツです。

横浜 鶴見区の白幡公園ってどんなところ?

横浜市の最東端に位置する海と山に囲まれた自然豊かな「鶴見区」。
そんな鶴見区の西エリアで神奈川区に近い東寺尾2丁目にあるのが「白幡公園」です。
白幡公園は、高低差のある森に囲まれた丘をそのまま活かした公園となっています。
丘の頂上に神社が鎮座しており、周辺は「鎮守の森」が公園として整備されているのです。
「どんなところ?」「何が楽しめる?」「交通アクセスは?」
今回は、横浜市鶴見区にある「白幡公園」の見どころについてお伝えします。

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白幡公園は森の遊び場

住宅街の坂道を上り、先の高低差が激しい森に囲まれた丘にあるのが「白幡公園」です。
ジブリ映画の世界へ訪れたような雰囲気は圧巻。
公園全体がせせらぎ緑道として整備されているため、まるで「森の遊び場」ですね。
意外にも、地元民からあまり知られていない穴場な公園となっています。

特に見どころは「白幡神社」と「こどもログハウス ピッコロ」です。
ここからは「白幡神社」と「こどもログハウス ピッコロ」についてご紹介します。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

白幡神社

1つ目のおすすめスポットは、公園の頂上へ上っていく途中に鎮座する「白幡神社」です。
白幡神社を通る道なりには、すべり台やブランコなど遊具が置かれた多目的広場がありました。
境内へ入る前の社標と鳥居に立つだけで、うっそうとした木々からも歴史を感じます。
境内へ進んでいくと、静かで厳かな雰囲気はとても神秘的で心が落ち着きますね。

参道を進むと2つ目の鳥居があり、その右側には手水舎があるのです。
ここで手を清め、まっすぐ進んでいくと対になった狛犬と拝殿が見えてきます。
対になった阿像の狛犬をよく見てみると、授乳しています。
この「授乳している狛犬」は、日本全国の神社でも特に珍しいそうです。

境内をくまなく探すと、木製の看板に書かれた御由緒を発見しました。
手書きで書かれている看板は、年季が入って文字も薄く、少し読みづらくなっています。

白幡神社
口碑によれば往古は寺尾の鎮守神として源頼朝を祀ったと伝え後に永享七年六月五日(一四三五)寺尾城主諏訪三河守が白幡大明神として足利尊氏を祭神として祀った
もとは寺尾四か村の総鎮守で明治六年白幡神社と改称し、祭神は品陀和気命に改められ東寺尾の鎮守として今日に至っている
昭和五十五年十一月 寺尾郷土研究会

御由緒「白幡神社」看板 より

白幡神社は1435年に創建し、勧請されたのです。
以前は、寺尾城主諏訪三河守が足利尊氏を白幡大明神の祭神として祀られていました。
現在は、應神天皇(品陀和気命)が祭神として祀られているのです。
もともとは寺尾四ヶ村の鎮守社だったのが、1873年に村社に列格しました。
これに伴って、社名も「白幡神社」と改称されたのです。
1687年や1728年などでそれぞれ社殿を再建し、改築されています。
そして、4つの境内社「稲荷社/熊野社/三峯社/氷川社」がひっそりとありました。

こどもログハウス「ピッコロ」

そして、広場の北側には園内で1番人気の「こどもログハウス」があるのです。
「ピッコロ」という愛称のログハウスは、子どもが思いっきり遊べる本格的な屋内施設。
森の中にポツンと建っている建物は、山小屋のような外観ですね。

施設内は3階建てで、すべり台・アスレチック遊具・トンネルなどがありました。
高い場所や狭い場所など「秘密基地」感満載な施設内は、子どもの冒険心をくすぐります。
こんなに充実した施設にも関わらず、無料で利用することができます。
ログハウスは、幼児〜小中学生を対象とした施設です。
遊び場として子どもたちから大人気で、雨の日も訪れやすくなっていました。
そのため、地元の子どもたちは小学生になると、保護者なしで訪れることもあります。
施設内には、常にスタッフが見守っているため、安心して遊べますね。

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白幡公園への交通アクセスについて

それでは「白幡公園」までの交通アクセスについてお伝えします。
JR線「鶴見駅」西口から横浜市営バスで約10分の「宝蔵院前」バス停から歩いて約1分。
目印は、鶴見駅方面のバス停のすぐ横に「白幡公園」と書かれたアーチ状の門です。
公園入口に面した道路は交通量が多い上に、車のスピードも出ていて危険でした。

サイトには「徒歩3分」と記載されていますが、坂道を上るのに少し大変です。
小さなお子さんと一緒に訪れる場合は、もう少し時間がかかるかもしれません。
木々に覆われた園内は、緑道とともに階段が多いです。
お子さんと一緒に訪れるなら、自転車やベビーカーは整備された坂道を利用しましょう。
遊歩道にはガードレールや柵などが設置されているため、安心して歩けますね。

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横浜 鶴見区にある白幡公園へ遊びに行こう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、鶴見区にある「白幡公園」の見どころやおすすめスポットをお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
園内では施設のルールやマナーを守って、楽しく遊びましょう。
室町時代創建の神社や子どもが思いっきり遊べる施設など、見どころ満載の「白幡公園」。
地元民の私から見ても、この公園は鶴見区で楽しめるおすすめスポットの1つです。
自然豊かな園内を散策しながら、1日楽しめる白幡公園へ訪れてみてはいかがでしょうか。

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