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横浜 鶴見区の白幡公園こどもログハウスで遊ぼう

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横浜 鶴見区の白幡公園こどもログハウスで遊ぼう
1年を通して観光客で賑わう全国でも人気の観光地「横浜」。
そんな横浜市内にも、自然豊かな場所で遊べる施設がたくさんあるのをご存知でしょうか。
ここでは、鶴見区の白幡公園にある「こどもログハウス」を紹介するコンテンツです。

横浜 鶴見区の白幡公園こどもログハウスで遊ぼう

みなさんは、横浜市内の公園に子ども向けの屋内施設が点在しているのをご存知ですか?
一般的に「こどもログハウス」と呼ばれ、施設によってその愛称が異なっています。
ログハウスというだけあって、木のぬくもりを感じながらのびのびと遊べるのです。
暑い日や雨の日といった天気を選ばず、誰でも無料で遊べるのも魅力の1つ。
「どんなところ?」「何が楽しめる?」「交通アクセスは?」
今回は、鶴見区にある「白幡公園 こどもログハウス」の見どころについてお伝えします。

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白幡公園ってどんなところ?

横浜市の最東端に位置する海と山に囲まれた自然豊かな「鶴見区」。
そんな鶴見区の西エリアで神奈川区に近い東寺尾2丁目にあるのが「白幡公園」です。
意外にも、地元民からあまり知られていない穴場な公園となっています。
公園は住宅街の坂道を上り、高低差のある森に囲まれた丘がそのまま使われているのです。
ジブリ映画の世界へ訪れたような雰囲気がある公園入口は、すでに圧巻。

ただ、公園となっていますが、遊具はほとんどありません。
遊べる場所としては、遊具のある広場と砂場のある広場が1つずつあるだけでした。
公園全体がせせらぎ緑道として整備されているため、まるで「森の遊び場」ですね。

そして、公園の頂上へ上っていくと鎮座しているのが1435年に創建された「白幡神社」。
この白幡神社には、全国でも珍しい「授乳している狛犬」がいる神社となっています。
参拝がてら、こちらもあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、園内の道は舗装されていませんが、すべての遊歩道に柵が設置されていました。
小さなお子さんや犬の散歩で訪れても、安心して歩けますね。
ただ、園内はカラスがとても多いため、フンには十分気を付けてください。

横浜 鶴見区の白幡公園ってどんなところ? – 横浜で暮らそう

白幡公園こどもログハウス「ピッコロ」とは?

ここからは、白幡公園こどもログハウス「ピッコロ」についてご紹介します。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
白幡公園のこどもログハウスは「ピッコロ」という愛称で親しまれています。
森の中にポツンと建っている建物には「ピッコロ」と書かれた手書きの看板が。
周辺には自動販売機と足洗い場があり、汚れた足はここで洗うことができます。
ベビーカー置き場も設置されているため、小さなお子さんでも安心です。

施設内は3階建てで、すべり台・アスレチック遊具・トンネルなどがあります。
入口には「ログハウス利用の案内」と書かれた看板がありました。
施設を利用する際は、あらかじめここで案内を確認してから遊びましょう。
文章はひらがなで書かれていたため、子どもでも読めるようになっていました。

中へ入ると、右側にカバン置き場と台の低くなった手洗い場があります。
カゴにカバンを入れておきますが、どのマークのカゴに入れたか覚えておきましょう。
遊ぶときは、靴を脱いだあとに一段上がって遊ぶようになっていました。

靴を脱いで右側へ行くと、最初に名前や電話番号などを記入する受付があります。
ここの記入欄は、他の方の情報が見えないように工夫されていました。
「個人情報を記入するのは少し心配…」という方でも、安心ですね。
もしもの場合に備え、AED(自動体外式除細動器)も設置されていました。

施設内は、全体的に木のぬくもりが温かい雰囲気となっていました。
1階には、トランポリン・卓球台・すべり台・登り棒・ネット遊具などがあります。
まず最初に、高さ約3mの2階まで続くネット階段が目に飛び込んできました。
卓球台のコーナーはネットで囲われており、ボールが外へ行かないようになっています。

ゆっくり遊びたい場合は、絵本やオセロなどができる「しずかな部屋」もありますよ。
このエリアで、のんびり本を読んで過ごしたり、ゲームを楽しむのもおすすめ。
ここには、お知らせやイベント情報などが掲載された掲示板もありました。
ログハウスでは親子向けイベントなどが定期的に開催されるため、見逃せません。

また、入口からすぐの右側には「ぬりえコーナー」もあるのです。
子ども用の机と椅子が置いてあり、お絵かきもできるようになっていました。
小学生であれば、宿題をやる子もいるそうです。
そのため、アスレチック遊具で遊び疲れたら、ここでひと休みできるようになっています。

窓側へ行くとテラスがあり、裸足で外へ出ることができるようになっていました。
天気の良い日は、この場所でひなたぼっこするのもアリですね。
テラスには柵が付いているほか、裸足でも足が痛くならないようなつくりとなっています。
ログハウスは高い場所にあるため、園内を一望できるようになっているのです。

1階にある地下階段を下りた先には、子どもが楽しめる広い迷路もありました。
高くて狭いこの場所は「秘密基地」感満載で、子どもの冒険心をくすぐります。
子どもが1人やっと入れる入口と、高さの低い地下迷路。
大人の方は身動きが取れなくなるほど狭いため、ご注意ください。

2階には、迷路のように入り組んだアスレチック遊具が広がっていました。
「どこへ行けば、どこへ出られるのか…」というワクワク感を楽しめますね。
高さのあるアスレチック遊具は、すべての場所にネットが張られていました。
万が一、足を踏み外しても落ちないように工夫されています。

ピッコロは、遊び場として子どもたちから大人気で、雨の日も訪れやすくなっています。
雨の日や猛暑日など、外で遊びにくい気候のときは利用者が多くなるそうです。
こんなに充実した施設にも関わらず、無料で利用することができます。
ログハウスは、幼児〜小中学生を対象とした施設です。
そのため、地元の子どもたちは小学生になると、保護者なしで訪れることもあります。
常に大人のスタッフが交代で見守っているため、安心して遊べますね。

ログハウス内には、キレイなトイレや時刻の分かるように時計もあります。
平日の昼間に訪れましたが、小さなお子さんを連れた方が1組いらっしゃるだけでした。
開館時間は9時〜17時で休館日はなく、年末年始を除いていつでも開いています。
夏休み・冬休みなどの長期休暇には、朝一番に来てここで1日過ごす方もいるそうです。

ただし「施設内の飲食が禁止」で日によっては「人数制限している」場合も。
イベント開催が多いため、遊びに行くだけでなくイベントへ参加するのもおすすめですよ。
内容は、夏祭り/クリスマス会/七夕/ハロウィンなど1年を通してさまざまです。
また「おはなし会」や「おりがみの日」「工作の日」というものまでありました。
他にも、子育て支援事業などの地域密着型の交流会なども開催されています。
イベント実施や開館時間など、利用する際にSNSなどを確認してから訪れましょう。

参考:白幡公園こどもログハウス 公式Twitter より

そして、こどもログハウス「ピッコロ」は、2022年で開館30周年を迎えました。
地元民である私自身も、子どもの頃に何度も訪れたことのある思い出の場所です。
夏休みに友達と遊びに来たほか、保育園の遠足などで訪れたこともあります。
施設の方によれば「子どもの頃に遊びに来た方が30年経って訪れる方もいる」とのこと。
そして「当時小さかった子がお母さんになって親子で遊びに来られ方も多いですよ」とも。
自分の子どもに、遊んで育った懐かしいログハウスで遊ばせたいという方が多いようです。

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白幡公園への交通アクセスについて

それでは「白幡公園」までの交通アクセスについてお伝えします。
JR線「鶴見駅」西口から横浜市営バスで約10分の「宝蔵院前」バス停から歩いて約1分。
目印は、鶴見駅方面のバス停のすぐ横に「白幡公園」と書かれたオレンジ色の門です。
公園入口に面した道路は交通量が多い上に、車のスピードも出ていて危険でした。

サイトには「徒歩3分」と記載されていますが、坂道を上るのに少し大変です。
小さなお子さんと一緒に訪れる場合は、もう少し時間がかかるかもしれません。
木々に覆われた園内は、緑道とともに階段が多いです。
お子さんと一緒に訪れるなら、自転車やベビーカーは整備された坂道を利用しましょう。
遊歩道にはガードレールや柵などが設置されているため、安心して歩けますね。

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こどもログハウスは無料で楽しめる遊び場

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、鶴見区にある「白幡公園 こどもログハウス」の見どころをお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
ログハウス内では、ルールやマナーを守って楽しく遊びましょう。
白幡公園は、自然に囲まれた緑豊かな森の遊び場となっています。

そんな白幡公園にあるのが、こどもログハウス「ピッコロ」。
暑い日や雨の日といった天気を選ばず、誰でも無料で遊べるのが魅力となっています。
地元民の私から見ても、この場所は鶴見区で楽しめるおすすめな穴場スポットの1つです。
遊具や遊び場が充実したログハウスで、1日楽しんでみてはいかがでしょうか。

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