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海の上を歩く 横浜ベイブリッジスカイウォーク

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海の上を歩く 横浜ベイブリッジスカイウォーク
横浜市の最東端に位置する海と山に囲まれた自然豊かな「鶴見区」。
そんな鶴見区に、海の上を歩ける施設がリニューアルオープンしました。
ここでは、鶴見区の「横浜ベイブリッジスカイウォーク」を紹介するコンテンツです。

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海の上を歩く 横浜ベイブリッジスカイウォーク

車好きの方に「ドライブの聖地」と呼ばれる有名なスポットをご存知ですか?
その1つと言われているのが、横浜市鶴見区にある「大黒ふ頭」です。
大黒ふ頭は鶴見区の海側にあり、横浜港初の本格的な島式埠頭となっています。
貨物の拠点を目的として造られた大黒ふ頭は19年の歳月を経て、1990年に完成しました。
大黒ふ頭のすぐ上には、横浜港を一望できる「横浜ベイブリッジ」という橋があります。

そして、そんな橋の下には横浜港を行き交う船を間近に見られるスポットがあるのです。
それが、客船見学施設の「横浜ベイブリッジスカイウォーク」。
「横浜ベイブリッジスカイウォークってなに?」「見どころはどこ?」「アクセスは?」
今回は、横浜市鶴見区にある「横浜ベイブリッジスカイウォーク」をお伝えします。

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横浜ベイブリッジスカイウォークってどんなところ?

横浜ベイブリッジスカイウォークは、鶴見区大黒ふ頭にある客船見学施設となっています。
スカイウォークは、横浜市政100周年記念施設として1989年9月に開通したのです。
その後、1989年に有料自動車専用道路を併設した日本初の歩行者専用道路となりました。
横浜ベイブリッジは橋長約860m、高さ約175mで世界最大級の斜張橋となっています。
斜張橋とは、塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造のことです。

このスカイウォークですが、もともと2010年に開放が一旦終了しました。
その後、約9年の年月を経て2019年に「客船見学施設」として再開します。
このときは、大黒ふ頭側となる外港のスカイプロムナードが開放されていました。
しかし、コロナ禍などの影響を受け、すぐに再度一時休止となってしまったのです。
そして、2022年6月に展示や開放エリアが追加され、リニューアルオープンしました。

何と言っても1番の魅力は、施設内を入場無料で楽しめることです。
そんなスカイウォークの施設は、以下の3エリアから構成されています。

  • 高さ約60mの「スカイタワー」
  • 片道320mの遊歩道「スカイプロムナード」
  • 展示や休憩スペースもある「スカイラウンジ」

ここは、横浜ベイブリッジの下層部にある展望施設のため、眺めは迫力満点です。
普段は見られない港湾物流の様子や、横浜港やみなとみらいの街並みも一望できます。
運が良ければ、客船として寄港するクルーズ船の停泊姿を見られることも。
景色をゆっくり一望できる場所はほとんどないため、貴重な施設ですね。
いつもとは違った上から見える景色は、新しい発見があるかもしれません。

スカイウォークの敷地内には、大黒ふ頭西緑地という場所もあります。
特に何かあるということではありませんが、夜景の見える穴場スポットとしても有名です。
他にも、緑に囲まれた広い公園「大黒ふ頭中央公園」もありました。

客船見学施設としてリニューアルオープン!

ここからは「横浜ベイブリッジスカイウォーク」の施設内を詳しくご紹介いたします。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スカイプロムナード

まず最初に見えてくるのは、枠組みだけになったオレンジ色の門と傾斜の激しい階段です。
この階段を上ると、海が見渡せる「SKY WALK」と書かれた館内の入口が見えてきます。
自動ドアのある入口を入ってすぐの場所がエントランスロビーとなっていました。
ここには、スカイプロムナードへ続くエレベーター・休憩スペース・トイレがあります。

また、総合案内のマップや横浜観光が楽しめるガイドマップなどが一通り揃っていました。
そのため、スカイウォークを起点に、ここから横浜観光へ足を運ぶのもアリですね。
この日が夏休み期間だったため、休憩スペースではワークショップも開催されていました。
ペーパークラフトでコンテナ船の作成が、スカイウォークならではの工作です。
スタッフの方に確認したところ「年齢問わず大人の方もご参加頂けます」とのことでした。
訪れた記念として、家族で一緒に座りながら楽しめるイベントがあるのは嬉しいですね。

2台あるシースルーエレベーターでスカイタワーの3階まで上がります。
橋の模型が展示されているホールから自動ドアへ進んでいくと、スカイプロムナードです。
片道約320mあるスカイプロムナードでは、海風とともに車の走行音が聞こえてきます。

すぐ横を車が通行していたため、橋の中央へ行くにつれ振動も大きく感じました。
これは、大黒ふ頭~本牧ふ頭を結ぶ国道357号線と、上に高速道路が通っているためです。
2019年の再開時は、みなとみらい側の内港にある遊歩道が開放されていませんでした。
しかし、今回のリニューアルオープンで、こちらも自由に見学できるようになったのです。
そのため、みなとみらい側の内港と大黒ふ頭側の外港どちらも楽しめるようになりました。

内港の空中遊歩道では、みなとみらい・山下公園・赤レンガ倉庫などが一望できます。
一定間隔に設置されていた双眼鏡には「無料で使えます」との文字が。
双眼鏡は、施設内のさまざまな場所に設置されており、どれも全て無料で利用できました。
中を覗くと、みなとみらいの観覧車「コスモクロック21」に表示された時刻も見えます。
遊歩道は、安全柵として一面にフェンスが設置されていました。

よく見ると、ところどころにスマホより小さな穴が設けられているのです。
このすき間から、スマホやカメラのレンズに柵が映らないよう上手に写真を撮影できます。
順路はスカイプロムナード(内港)→スカイラウンジ→スカイプロムナード(外港)です。
まったく同じ順路は通らないため、行きと帰りで違った景色を楽しめます。
また、等間隔で数字が振られた柱には、横浜ベイブリッジに関する説明看板がありました。

スカイラウンジ

スカイプロムナードを渡りきると、スカイラウンジと書かれた文字の先に階段があります。
階段には、車いすに対応した階段昇降機のリフトが設置されていました。
普段は動いていませんが、ロビーでスタッフの方に声を掛ければ利用できるそうです。
自動ドアを抜けるとスカイラウンジへ続く室内になり、左右に下へ降りる階段があります。

この階段でさらに上へ上がると、スカイラウンジに到着です。
フロア全体に音声ガイドが流れる中、一面ガラス張りの広いラウンジが見えてきました。
ラウンジには椅子とテーブルが置いてあるため、景色を眺めながらゆっくり休憩できます。
ここからの景色は横浜方面も見えますが、天気が良ければ富士山も望めるそうです。
そのため、夕方に訪れて夕陽を眺めながら日の入りを楽しむのもアリですね。
鶴見つばさ橋のほか、袖ケ浦やアクアラインなどの千葉方面も見えます。

足元には横浜の航空写真があるため、ここからの景色を見比べてみてはいかがでしょうか。
また、横浜ベイブリッジスカイウォークの紹介映像がテレビで流れていました。
今回、スカイラウンジでは新たに新本牧ふ頭整備事業に関する一部展示がパワーアップ。
ふ頭の役割・海洋工事の建設技術・環境への取り組みを紹介した資料も追加されたのです。

ラウンジ内は、海をイメージした青い内装となっていて明るい雰囲気となっていました。
トイレも完備されているため、小さなお子さんと訪れても安心ですね。
席数も多く、360度どこからでも景色を見渡せるため、混雑せずに楽しめます。

帰りは大黒PAで食事とショッピングを満喫

横浜ベイブリッジスカイウォークを楽しんだあとは、大黒パーキングエリアを満喫します。
そもそも、横浜市内には大型のパーキングエリアがないため、とても珍しいのです。
「トイレへ行く/飲み物を買う」などの休憩以外にも、さまざまな楽しみ方ができます。

大黒パーキングエリアで1番の見どころは、食堂のようなフードコートがあることです。
ラーメン・そば・牛鍋・豚まん・ソフトクリームなど大黒PA限定メニューもありました。
全部で4店舗の飲食店が軒を連ねているフードコートは、そこまで広くありません。
ランチタイムなどは混雑するため、時間を置いて行くのがおすすめです。

他にも、横浜みやげを購入できるお土産コーナーもあります。
人気商品の「ありあけハーバー/横浜レンガ通り」など、定番お菓子が充実していました。
また、食品以外にも横浜・元町の有名なブランド「キタムラ」のバッグまで。
カー用品まで取り扱っているため、このような場所から「ドライブの聖地」を感じますね。

横浜ベイブリッジスカイウォークでの注意点

横浜ベイブリッジスカイウォーク周辺は、港湾施設が密集しているエリアです。
飲食店・コンビニは、もちろんありません。
近くの大黒PAまで行けば、食堂のようなフードコートと自動販売機がありました。
ただし、大黒PAにもコンビニやスーパーはないため、ご注意ください。
また、ベイブリッジは海に囲まれている上に、柵だけの高所となっています。
風が強い場所となっているため、飛ばされやすい帽子やメガネなどには気を付けましょう。

そして、1番の注意すべき点は横浜ベイブリッジスカイウォークの開放日についてです。
スカイウォークは、基本的に年末年始を除く土曜/日曜/祝日のみの営業となっています。
営業時間は11時〜18時となっており、平日は施設自体が休館日となっていました。
スカイウォークに最寄りのバス停はいくつかありますが、本数がとても少ないです。
訪れる際は、下車する時にあらかじめ時刻表を確認し、余裕を持って見学しましょう。

参考:横浜ベイブリッジスカイウォーク【2022年6月25日オープン】- 横浜市

横浜ベイブリッジスカイウォークのアクセスは?

最後に、横浜ベイブリッジスカイウォークへの行き方と交通アクセスをお伝えします。
横浜ベイブリッジスカイウォークへ訪れるなら、バスもしくは車がおすすめです。
まず、バスでのアクセスは京急線「京急鶴見駅」もしくは「横浜駅」から行けます。
鶴見駅からバスで行く場合は、JR線「鶴見駅(東口)」も最寄り駅です。
京急線「京急鶴見駅」からバスで行く場合は、横浜市営バスで約24分となっています。
どちらのバスも、駅前にあるバスターミナルの「鶴見駅前」バス停から出ていました。

17系統「L8バース/流通センター行き」とこれらを経由する急行バスに乗車しましょう。
「大黒ふ頭」バス停で下車し、歩いて約6分です。
ただし、平日と土曜日の場合は「スカイウォーク入口」バス停で下車し、歩いて約6分。
開放日でも、土曜日と日曜/祝日で下車するバス停が異なるため、ご注意ください。

京急線「横浜駅」からバスで行く場合は、横浜市営バスで約47分となっています。
109系統「スカイウォーク前行き」と、これを経由する急行バスに乗車しましょう。
乗車する「横浜駅前」バス停は「横浜駅東口バスターミナル」にありました。
とても広くて分かりにくい場所にあるため、余裕を持って行くのがおすすめです。

横浜駅東口バスターミナル

「スカイウォーク前」で下車し、歩いて約10秒です。
港湾にあるバス停のため、朝と夕方の運行が中心で昼間はとても少なくなっていました。
バス利用者は、近隣の大黒ふ頭周辺で働いている方々がほとんどとなっています。
どちらのバスも平日の昼間は1時間に1〜2本程度のため、事前に確認してくださいね。

次に、車でのアクセスについてです。
大黒ICから約2分、少し生麦離れた岸谷ICからでも約10分となっています。
「鶴見駅」方面からバスで訪れる場合と同様に、大黒橋通りからまっすぐです。
西緑地の敷地内には、最大駐車スペース約40台の無料駐車場がありました。
車で訪れた際には、ぜひ利用してみてください。

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横浜ベイブリッジスカイウォークへ行こう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜市鶴見区の「横浜ベイブリッジスカイウォーク」についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
横浜ベイブリッジスカイウォークは、海の上を歩ける鶴見区の穴場おすすめスポットです。
遊歩道や展望フロアが充実している上に、入場無料でとてもお得な施設となっています。
子どもから大人まで楽しめるため、誰でも気軽に足を運べますね。
鶴見区民歴20年以上の私も初めて訪れましたが、知っていて損はありません。
そんな「横浜ベイブリッジスカイウォーク」で、横浜の景色を満喫してみませんか。

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