この記事を読むのに必要な時間は約 7 分54秒です。
横浜市に警報が発令 小中高の登校基準や対応は?
近年、横浜市では異常気象による災害級の大雨や洪水、土砂災害などが多発。
横浜市で暮らしていれば、このような危険も想定しておく必要があります。
ここでは、横浜市に警報が発令された際の小中高校の対応などを紹介するコンテンツです。
目次
近年、日本では異常気象が多発しています。
異常気象による災害級の台風、大雨、洪水、土砂災害などが頻発。
特に、6月〜9月はニュース速報で「大雨警報」や「暴風警報」を見ない日はありません。
台風や大雨などの災害から身を守るには、正しい知識と情報を知る必要があります。
そんな中、横浜市には警報発令時のガイドラインがあるのをご存知ですか?
これは、横浜市内18区すべての小中高校に該当するものとなっていました。
子どもたちの命を守るため、横浜市に警報が発令された場合の対応を覚えておきましょう。
「横浜市に警報が発令されたらどうすればいい?」「学校は?」「休校になるの?」
今回は、横浜市に警報が発令された際の小中高校の登校基準と対応についてお伝えします。
ここからは、実際に横浜市に警報が発令された場合の対応について詳しくご紹介します。
警報の種類によって休校などの対応が異なるほか、各学校の判断に委ねられてることも…。
登校前の警報についてはテレビやラジオ、インターネットなどで正確な情報を得ましょう。
天候が悪化している場合は、ぜひ参考にしてください。
参考:各種警報等の発表に伴う児童生徒の登校・下校について – 横浜市
まずは、横浜市に「特別警報」が発令されていた場合は原則「一斉休校」となるのです。
特別警報は「大雨/暴風/高潮/波浪/暴風雪/大雪」の6つに該当。
特別警報の発表が予測される場合は、警報の発表を待たず一斉休校となる場合があります。
横浜市は教育委員会事務局が対応を決定し、各学校宛に通知されるのです。
このような場合はむやみに外出せず、天候が回復するまで「自宅待機」しましょう。
横浜の水害について 台風被害について学ぶ – 横浜で暮らそう
午前6時の時点で「暴風/大雪/暴風雪/降灰警報」発令の場合、小中学校は「一斉休校」。
次に、横浜市に「暴風/大雪/暴風雪/降灰警報」が発表された場合です。
4つの警報のうち、いずれか1つでも発表継続中の場合の対応は以下の通りとなります。
学校区分 | 判断条件 |
小中学校義務教育学校特別支援学校 | 午前6時の時点で警報発表が継続中の場合は一斉休校 |
高等学校(全日制) | 通学区域が異なるため、学校ごとの判断 |
高等学校(定時制) | 午後2時の時点で発表継続中の場合は一斉休校 |
小学校と中学校の場合は、同じ学区の児童が登校しているためです。
一方で、高校の場合は異なる地域から登校する学生が多いため、学校の判断となります。
そのため、学校から届く一斉メールや電子掲示板などのポータルサイトを必ずチェック。
また、小中学校の場合は午前6時に各種警報が発令されているか各家庭で確認しましょう。
原則「暴風警報」を伴わない「大雨警報」「洪水警報」の場合は、通常通りの登校です。
横浜市に「大雨警報」と「洪水警報」が発令されていた場合は「通常登校」。
こちらも「午前6時」の時点で警報が発令されていない場合に限ります。
大雨だからといって休校となることはありません。
学校から「自宅待機」の連絡がない限りは、原則として通常通りの登校とします。
このとき、各家庭の判断で休校した場合は通常「欠席扱い」です。
そのため、休みになったと油断せずに事前に登校準備はしておきましょう。
登校の可否については、学校がある地域の天候状況に応じた各学校長の判断となります。
在校時に「暴風/大雪/暴風雪/降灰警報」が発令された場合は、学校長の判断となります。
そのため、登校後に上記の警報が発令された時は、各学校で対応が異なるのです。
小中高校によっても異なりますが、中学校や高校の場合は「短縮授業」となります。
自分たちで帰宅できるため、授業を繰り上げて下校時間を早める対応が多いです。
小学校は安全確保のため、保護者による「引き取り下校」や「ルート別下校」を行います。
引き取り下校は、児童の保護者が直接学校まで迎えに行って保護者と下校するもの。
ただし、保護者は誰でも迎えに行ける訳ではなく、学校で登録している方のみです。
児童は引き取りがあるまで学校で待機しているため、できるだけ早く迎えに行きましょう。
そして、ルート別下校は教員が児童の自宅から近い解散地点まで引率して下校を行うもの。
いくつかの学区エリアに分かれているため、これに従い解散地点は割り振られていました。
この判断については、学校からの一斉メールやポータルサイトを確認しましょう。
これ以外の警報や注意報が発令された場合は、通常下校となるのです。
これも学校長判断のため「引き取り下校」や「ルート別下校」となる場合もあります。
横浜で浸水や土砂災害対策はハザードマップから – 横浜で暮らそう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜市に警報が発令された際の小中高の登校基準や対応などをお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
横浜市では警報レベルの災害が発生した際のガイドラインがあるのです。
このガイドラインは、横浜市内18区すべての小中高校に該当するもの。
警報の種類によって休校の対応が異なるほか、基本的に各学校の判断に委ねられています。
登校前の警報については、午前6時の時点で登校の可否が決定するのです。
該当する児童は、テレビ/ラジオ/インターネットなどで正確な情報を取得します。
天候が悪化している場合や困った時は、ぜひ参考にしてください。
ただし、必ずしも休校や引き取り下校になるとは限りません。
その場合は、お子さんの通う各学校ポータルサイト内のお知らせをご確認ください。
横浜市内の学校へ子どもを通わせているなら、余計に心配になりますよね…。
子どもたちの命を守るため、横浜市に警報が発令された場合の対応を覚えておきましょう。