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京急 神奈川駅近くの青木橋はお寺が多い街
横浜駅の東にあるお隣の駅、神奈川駅。横浜駅からは徒歩圏の駅で、目の前にあるのが青木橋という交差点。
今回は青木橋周辺のコンテンツです。 この周辺はお寺が多く、旧東海道の神奈川宿という宿場町にあたります。
目次
京浜急行 神奈川駅の横にある大きな橋を「青木橋」といいます。
ここは「旧東海道」が通っていたところでもあります。ですので、狭いエリアにお寺がいくつもあり、歴史があることがわかりました。
横浜駅はターミナル駅で、駅周りの商業ビルなどが比較的広い範囲で広がっていることから、横浜駅の隣の駅って、結構「影が薄い」駅が多いんですよね。
こちらの京浜急行「神奈川駅」もその1つかと思います。
と言うのも、横浜駅から徒歩10分程度で到着できるため、こちらの神奈川駅付近に住んでいる方でも横浜駅へ歩いて行ってしまう人も多いです。
この青木橋の交差点辺りは、交通量も多く、時間帯によっては渋滞などもあります。
便利な場所なので、マンションなど住宅も多く、街を歩いていてもお子さんを連れた方もちょくちょく見かけます。
東京方面のとなり駅は「神奈川新町駅」です。
神奈川新町については、こちらのコンテンツをご覧ください。
地図を見ると青木橋の周辺には、狭いエリアにお寺が多いことがわかります。
それも、ただのお寺ではなく「フランス公使館跡」「フランス領事館跡」などになっている歴史的にも重要な役割をしていたお寺のようです。
神奈川新町駅から徒歩3分の場所に「神奈川通東公園」。
ここは、もともと「長延寺」というお寺が建っていました。
長延寺は開港当時、オランダ領事館として利用されていたのです。
この辺り一帯は、東海道の江戸から神奈川宿への入口となっていたためです。
長延寺は、1965年に横浜市緑区に移転しましたが「オランダ領事館跡」として、石碑が園内の片隅にひっそりと建っていました。
ピックアップしただけでもお寺が、横浜開港時に外交のために使われていたことがわかります。
現在ではこの周辺、「割と内陸では?」と思われますが、現在は埋め立てが進んでいるのでそう思われますが、横浜開港当時はもっと海が近かったようです。
青木橋近くの「宮前商店街」は旧東海道であったので、もともと人の往来があった場所なのでお寺や神社があったのだと思います。
写真にある「洲崎大神(すさきおおかみ)」という神社はとても古く、1191年に建立されたと言われています。ここは近くに中央卸売市場がある関係からか、氏子さんは青果や魚類を扱う会社さんも多く見られます。
青木橋は、先にもお伝えした通り、横浜駅西口からも東口からも10分ほどなので、とても便利です。
ですので青木橋周辺に住んだ場合、横浜駅東口では「そごう」や「横浜ベイクォーター」でお買い物をして徒歩で帰宅できます。
また、横浜駅西口からは、今年CIALの通路が伸びましたので、青木橋近くまで雨に濡れずに歩いて来られるようになりました。
以前は横浜駅北口側に出ると、ちょっと「大人向けのエリア」だったのですが、この北口側の開発がどんどん進んでおり、「大人向け」の店舗もかなりなくなり、当時のイメージはなくなって来ています。
京浜急行 神奈川駅 改札を出てすぐに「宮前商店街」というサインが見えてきます。ここは旧東海道です。
ちょっと期待して通って見たのですが、正直、私が期待していた「商店街」ではありませんでした。
ですが、歩いて行くと飲食店は何軒もあって中華料理店、トンカツ屋さん、カフェ、割烹料理店など様々なお店がありますので、飲食店商店街というところでしょうか!?
青木橋周辺は、緑いっぱいという地域ではありませんが、学校や幼稚園なども近くにあるため、ファミリー層も多くいらっしゃるようです。
駅が近かったり首都高速の入り口が近く、通勤にも便利、買い物にも便利、学校も近くにあり、大きな公園もありますので、意外にも生活しやすいのかもしれません。
横浜で暮らしたいし、便利な場所がいいけど、中心街の家賃は出せないな・・・という方には良い場所かもしれませんね!