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横浜の水道道を知っていますか?
横浜市内には、道路標識としての水道道(すいどうみち)や、バス停名の水道道を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。水道道とはその名の通り水道が通る道という意味で地下に水道管が通っている道のことです。
江戸時代には確立していた上水道ですが、明治に入り生活スタイルの変化や、地下水の不足、水源の汚染、また、伝染病コレラの流行もあり、水の重要性が高まってきた時期、横浜の代表的商人の原善三郎、大倉喜八郎ら18名が水道会社を設立し、明治16年(1883)にはイギリスの陸軍工兵少佐パーマーに、水道施設に関する調査、設計を依頼しました。そして津久井郡三井村の道志川が相模川に合流する津久井郡三井村(海抜100m)の取水口から野毛山配水池(海抜50m)にいたる43km余りの導水線路を2年間かけて開通させたのです。