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新横浜経由で東急直結になる相鉄!いずみ野線のメリットと環境未来都市計画
相鉄いずみ野線沿線は今まで住宅地として栄えてきました。
しかし、この近辺に住む人々は首都圏へ通勤するにあたって二俣川駅で相鉄本線に乗り換えて横浜駅へ出る必要がありました。
ただ、横浜駅はJRなど複数の路線が乗り入れるビッグターミナルであり、通勤ラッシュ時の混雑が問題となっています。そこで解決策として提案されたのが相鉄線と東急線の直通をはじめとする環境都市計画であり、この計画のメリットを紹介します。
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相鉄沿線の環境未来都市計画の中でも大きなプロジェクトであるのがJR・東急線との直結計画です。
相鉄線のJR直通計画に関しては新たに羽沢横浜国大駅を設け、羽沢横浜国大駅から大崎間を繋ぎ、相鉄本線とJR埼京線・山手線を直結させることで新横浜駅・横浜駅の混雑緩和が期待されています。
また、相鉄線と東急線の直通線計画では相鉄線西谷駅から東急目黒駅までの線路を整備します。これによって西谷駅・新横浜駅を経由して相鉄本線海老名駅・相鉄いずみ野線湘南台駅から渋谷・目黒方面までの移動がスムーズになることが期待されています。
このように相鉄沿線の直通計画により、相鉄いずみ野線沿線も首都圏エリアへの移動が快適になります。
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相鉄いずみ野線沿線の再開発計画はエリアによって異なります。まず、弥生台~いずみ野間では郊外住宅地としての再開発に力を入れています。
元々このエリアは古くから住宅地として知られているエリアでしたが、住民の高齢化や若年層の都市部への流出が問題となっていました。そこでこのエリアでは幅広い世代が共存できる街を目指しています。
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農業が盛んなエリアなので地元産の野菜をはじめとする様々な食材を駅前の商業施設で販売したり、地元の大人たちと地元の小学生が一緒に給食を食べるスーパー給食などといった計画が立てられています。それ以外にも駅前にカフェや書店などがある大型商業施設を建てることで若い人が地元で過ごせるように街の整備を行っています。
次に 緑園都市駅 のエリアにはフェリス女学院大学があるので、フェリス女学院大学を中心に学校と公共機関の連携を取ることで地元主体の街づくりに力を入れています。
それだけでなく公立の小中一貫校の建設などより学園都市としての価値を高めることに注力しており、住宅地としてだけでなく大学生をはじめとする学生が集まる賑やかな街を目標としています。
そして南万騎が原駅周辺エリアは古くから住宅地として人気が高いエリアではあるものの、若年層の流出が問題となっていました。そこで、住宅の区画整備を行い、ひとつひとつの区画を広くすることで三世帯住宅をはじめとする高齢者と若年層が同居できる家を建てやすい環境づくりを行っています。
それ以外にもシェアハウスなど様々な住み方を提案し、若年層が定住しやすくなることが期待されます。また、南万騎が原駅周辺エリアでは駅前の整備にも力を入れています。
幅広い世代から必要とされるドラッグストアやスーパー、クリニック、保育園などを駅前に集中させることで、南万騎が原駅周辺エリアに住む人たちが基本的に駅前で買い物を済ませられるようになりました。
相鉄いずみ野線沿線では駅前の活性化も期待されています。再開発によって弥生台駅にはスターバックス、二俣川駅にはドン・キホーテやヤマダ電機などといった大手のお店が入り、近隣住民がより快適に地元での生活を送るための商業施設が大幅に増えました。
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このように相鉄いずみ野線沿線は環境未来都市計画によってただ首都圏への移動が便利になり、通勤が快適になるだけでなく、幅広い世代が地元に愛着を感じ、定住しやすい環境へと生まれ変わりつつあります。
相鉄いずみ野線沿線は住宅地や自然豊かな土地を活かした再開発により、自然に囲まれたのどかなエリアだけでなく、買い物などにおいても便利で住みやすいエリアに生まれ変わりました。
横浜駅の混雑緩和を目的として相鉄のJR直通運転が実現し、首都圏へも快適に移動できるようになったことから、首都圏で働いていて、静かな環境で暮らしたいなら相鉄いずみ野線沿線も検討してみてはいかがでしょうか。