横浜と神戸 違いや楽しみ方は?春の旅行へ出かけよう!
港町として比較されることの多い「横浜」と「神戸」。
それぞれ違った魅力がある一方で、街の歴史や景観、観光スポットなど共通点もあります。
ここでは、「横浜と神戸の違いと楽しみ方」について紹介するコンテンツです。
横浜と神戸 違いや楽しみ方は?春の旅行へ出かけよう!
1年を通して多くの観光客で賑わう全国でも人気の観光地「横浜」。
私はハマっ子20年以上ですが、これまで「横浜と神戸の街が似ている」と言われたことがあります。
実際に住んでいると、気が付づけなかった横浜と神戸の共通点があることを知りました。
今回は、神戸の街の雰囲気や共通点など比較して「春の旅行」にぴったりな横浜をお伝えします。
横浜と神戸 街の雰囲気が似ている?違いを比較
港町「横浜」と「神戸」。
どちらも江戸時代・開港後は海の玄関口として、海外の文化がいち早く取り入れられました。
改めて比べてみると、観光スポットや街の雰囲気など似ている部分が多くあるのです。
そのため、ここからは「横浜と神戸」街の違いについてご紹介します。
港町と海の見える街
横浜と神戸は、どちらも「海の見える港町」としての景観が魅力です。
横浜【横浜港】
おすすめスポット:みなとみらい21地区、山下公園、横浜マリンタワー、大さん橋など
- 東京湾に面していて比較的穏やかな海と広い港が特徴
- 観光地として海沿いを散策できるベイエリアが多く、横浜港を一望できる
- 一方で元町や山手エリアなど海を望める高台エリアは住宅街

神戸【神戸港】
おすすめスポット:明石海峡大橋、神戸ポートタワー、ハーバーランドなど
- 大阪湾に面していて海と山の近い港が特徴
- 六甲山系の山と海を望める高台エリアが近くにある


中華街と赤レンガ倉庫とマリンタワー
横浜と神戸には、どちらも「中華街」と「赤レンガ倉庫」があります。
また、観光タワーとして有名な「マリンタワー」と「神戸ポートタワー」。
これらの共通する観光スポットが多いため、景観も似ているのです。
横浜中華街
- 日本最大の中華街で約600店舗
- 横浜開港後に移住した中国人によって発展
- 北京、広東、上海など多様な中国料理が楽しめるのが特徴

横浜中華街で食べ歩き おすすめの名店グルメ15選 – 横浜で暮らそう

神戸南京町
- 関西で最も有名な中華街で約100店舗
- 神戸牛の肉まんや小籠包などストリートフードを楽しめるのが特徴
- 横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大中華街の1つ

横浜赤レンガ倉庫
- 1899年:日本初の荷物用エレベーターや防火扉を備えた物流の保税倉庫として建設
- 2002年:改修工事のため現在の建物としてリニューアルオープン
- 商業施設としてショッピングやレストランエリア、イベントスペースなどが充実
- 音楽フェス、グルメフェス、クリスマスマーケットなどが開催される

横浜赤レンガ倉庫への交通アクセスと行き方は? – 横浜で暮らそう

神戸煉瓦倉庫
- 1898年:神戸港へ流れてくる物流の貨物倉庫として建設
- 1990年:保存工事のため現在の建物としてリニューアルオープン
- 神戸ハーバーランドにある商業施設としてショッピングやレストランエリアが充実
- フリーマーケットやキッチンカーなどのイベントも開催されている

横浜マリンタワー
当時は、横浜開港100周年記念事業に灯台を兼ねた日本で最も高いタワーとして開業しました。
夜のイルミネーションは、カラーが七変化するのも特徴の1つです。
- 開業日:1961年1月16日(2022年リニューアルオープン)
- タワーの高さ:約106m
- 展望台の高さ:約91m
- 周辺エリア:中華街や山下公園が徒歩圏内

神戸ポートタワー
双曲面構造による鼓を長くしたような美しい外観は「鉄塔の美女」と呼ばれています。
夜のイルミネーションは、遠くからでも目を引く赤色のカラーが特徴的です。
- 開業日:1963年11月21日(2024年リニューアルオープン)
- タワーの高さ:約108m
- 展望台の高さ:約100m
- 周辺エリア:メリケンパークや南京町が徒歩圏内

大都市からのアクセスと利便性
どちらも大都市からのアクセスが良いです。
横浜は首都圏、神戸は関西圏の主要都市への接続が強いのも特徴。
横浜
- JR東海道線「東京駅」から「横浜駅」まで約30分
- 新幹線の最寄り駅は「新横浜駅」、「横浜駅」までは約10分
- 東急東横線や京急線などを利用すれば都心から乗り換えなしの利便性
- 成田空港や羽田空港から乗り換えなしでアクセスできる

神戸
- JR東海道山陽本線「新大阪駅」から「三ノ宮駅」まで約30分
- 新幹線の最寄り駅は「新神戸駅」、「三宮駅」までは約7分
- 三ノ宮駅からJR東海道本線や阪神電鉄などを利用すれば大阪から約30分の利便性
- 関西国際空港や伊丹空港のほか関西圏へも約1時間でアクセス可能


開港からの歴史が長く異国の文化が豊富
横浜と神戸はどちらも開港都市のため、西洋文化が今も色濃く残る街です。
2025年で横浜開港166年、神戸開港158年となります。
横浜
1859年の開港以来、西洋文化を積極的に取り入れてきました。
山手エリアには外国人居留地があり、異国情緒あふれる洋館が点在しています。
また、日本に初めて広まった「横浜発祥文化(パン、アイスクリーム、ビールなど)」が多いため、ハイカラな文化が現在も残る街です。


神戸
1868年の開港以来、西洋文化が流入し、北野異人館街などでその歴史を感じられるのです。
神戸は洋菓子やジャズの発祥地とも言われ、港町ならではの国際的な雰囲気があります。
横浜観光でおすすめの7つの定番スポットは? – 横浜で暮らそう

東京なら横浜へ!大阪なら神戸へ!観光に行こう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、神戸の街の共通点など比較して「春に行きたい横浜」についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
1年を通して多くの観光客で賑わう全国でも人気の観光地「横浜」。
それぞれ違った魅力がある一方で、街の歴史や景観、観光スポットなど共通点もありました。
東京へ行くなら「ついでに横浜へ!」大阪へ行くなら「ついでに神戸へ!」…
どちらもアクセスの良い観光スポットのため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?