瀬谷駅が再開発されて横浜が住みやすくなる
横浜、相鉄沿線駅周辺ではいくつかの再開発が話題となっています。
横浜 最西端 にある瀬谷区 瀬谷の行政は三ツ境駅が最寄りとなりますが、瀬谷は再開発として注目されているエリアです。
ここでは瀬谷駅を中心にお伝えするコンテンツです。
瀬谷駅が再開発されて横浜が住みやすくなる
相模鉄道の瀬谷駅周辺では、地域拠点としての機能と都市基盤を整備するため、区画整理と街づくりが進められてきました。
1999年に策定(2015年改正)された「瀬谷駅周辺地区街づくりの指針」では、「瀬谷駅北口地区及び瀬谷駅南口地区の一体的な街づくり」をめざしています。
先に再開発が進んだ北口周辺は、食品スーパーをはじめ複数の商業ビルが並んでいて、ほとんどの生活必需品が手に入ります。
歩道や駅前広場も整備されているので、歩行者にとって買い物がしやすい環境です。
2016年には、南口周辺の再開発も本格的にスタート。
北口に続き南口も整備される瀬谷駅周辺は、これからさらに暮らしやすい街になるでしょう。
瀬谷駅南口の再開発事業とは
北口周辺に比べて老朽化した建物が多く、道路などの交通基盤の整備が不十分だった南口側では、駅前広場の整備や歩行者空間の確保、適切な土地利用を進めるために、開発事業の検討を開始。
2016年に瀬谷駅南口第1地区市街地再開発組合が発足し、再開発ビルの建設、駅前広場と都市計画道路の整備を中心とした計画が発表されました。
再開発計画の中で最も注目されているのが、商業施設と公益施設、そして共同住居を含む再開発ビルの建設です。
現在、2021年8月の竣工をめざして工事が進められています。
区民施設と商業施設で変わる瀬谷区民の暮らし
再開発ビルの名称は、「ライブゲート瀬谷」に決定。
地域に活気や賑わいを生み出すシンボルとして駅の南口と北口をつなぎ、瀬谷の発展を担う存在となるように、との想いが込められています。
公共施設である瀬谷区民文化センター、イオンを中心とした商業店舗、144戸のマンションで構成されるライブゲート瀬谷は、ペデストリアンデッキで瀬谷駅と直結。
地域に活気や賑わいを生み出す新しいシンボルとして期待が寄せられています。
●瀬谷区民文化センター(仮称)
音楽や美術などの芸術を楽しめる瀬谷区民文化センターが、ライブゲート瀬谷の3、4階に誕生します。
おもな施設は、ギャラリー(2室)、会議室(3室)、音楽多目的室、練習室(2室)、屋上テラス。
音楽多目的室のステージは昇降式になっていて、演劇やダンスなど小規模な発表会にも利用できます。
緑化された屋上テラスは、駅前の癒しスペースになりそうです。
※2024年3月オープン予定
●商業店舗
同じく1、2階にはイオンを中心とする商業施設が出店(予定)。
スーパーのほかにコンビニエンスストアや飲食店、金融機関が入る予定です。
南口にも生活に必要なものがほとんどそろう場所ができ、瀬谷駅周辺の買い物環境がさらに充実します。
●マンション
3階から10階まで、144戸が入るマンションの名称は「ライオンズ横濱瀬谷ステーションスクエア」。
間取りは1LDK+Sから4LDKで、全戸南向きです。
便利な立地、買い物環境の充実、文化に触れられる公共スペース、そして住まい。
商・公・住の複合プロジェクトである瀬谷駅南口第1地区再開発が、新しい生活を作り出し、瀬谷の魅力を高めていくことが期待されます。
相模鉄道も相互直通で便利になっていく
JR線との相互直通運転が始まり、都心へのアクセスが便利になった相模鉄道(相鉄線)。
2022年には東急線との直通も始まる予定です。
東急直通線は新横浜に停車するので、新幹線へもアクセスしやすくなります。
相互直通によって、瀬谷から約44分で渋谷まで、約48分で新宿まで行けます。
直通線開通直後は、都内に向かう電車が近所の駅に停まっているいる景色に不思議な印象を受けましたが、最近は見慣れてきました。
通勤に利用している知人は「直通はやっぱり便利」と言っています。
瀬谷がどんどん住みやすく
買い物に困らず、横浜まで20分(相鉄線急行利用)で行ける瀬谷は、以前から住みやすい街でしたが、相鉄線とJR線との相互直通運転でより便利になりました。
これからは、東急線との直通運転や南口の再開発でさらに住みやすくなります。
どんどん進化して魅力的になっていく瀬谷に、期待大です。