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生麦駅前の「生麦de日曜マルシェ」でお買い物
みなさんは「生麦」と聞いてどんなイメージがありますか?
生麦は、横浜市の北東部に位置する市内で3番目に人口が多い「鶴見区」の街です。
生麦といえば「生麦事件」や「生麦魚河岸通り」が有名だと思います。
特に「生麦事件」は、1862年に薩英戦争のきっかけとなった歴史的事件です。
ここでは、そんな生麦で開催されている「生麦de日曜マルシェ」の紹介コンテンツです。
目次
横浜には、定期的に開催されているイベント「マルシェ」が多く存在します。
一言に「マルシェ」と言っても、地域ごとで雰囲気の大きく異なるのが魅力の1つです。
横浜市の北東部に位置し、市内で3番目に人口が多い鶴見区にある街「生麦」。
最寄り駅は、京急線「生麦駅」です。
その生麦でも、第2/第4日曜日に「マルシェ」が開催されているのをご存知でしょうか。
「どこでやっているの?」「いつ開催されているの?」「何を販売しているの?」
今回は、鶴見区生麦で開催されている「生麦de日曜マルシェ」についてお伝えします。
みなさんは「マルシェ」と聞いてどんなイメージがありますか?
「オシャレなマーケット」というイメージでしょうか。
ただ「聞いたことはあるけど具体的にどんなイベントか知らない」という方も多いはず。
そもそも「マルシェ」とは、何なのでしょうか?
「マルシェ」は、フランス語で「市場」を意味する言葉です。
個人単位や小規模の業者が人通りの多い場所に集まり、出店したイベントを指します。
「マルシェ」発祥の地であるフランスでは、これに「朝市」も含まれています。
そのため、フランスではスーパーと同じで日常的に食材を買う場所という感覚でしょうか。
マルシェは、フランスの方々にとって「生活に必要な場所」であることが分かりますね。
近年、日本でも都内を中心にさまざまなマルシェが開かれ、話題になっています。
日本ではそこまで浸透していないため、定期・不定期はイベントごとという感じです。
マルシェでは、野菜やフルーツなど色鮮やかな生鮮食品がたくさん並んでいるイメージ。
実際は、生鮮食品はもちろん、加工食品・衣料品・雑貨・花なども販売するのです。
他にも、ハンドメイド作品を1から手作りできるワークショップイベントまであります。
基本的に、マルシェでは取り扱う商品に関する決まりがありません。
また、来場するお客さんとの距離が近いため、地域に密着しているのも魅力の1つです。
そのため、出店内容によってマルシェの雰囲気も大きく異なってきます。
そして、マルシェの大きなメリットはスーパーなどに並ばない商品を購入できることです。
普段は出会えない珍しい商品を発見できるのも、マルシェのメリットとなっています。
出品者側としても、手頃な出店料で人が集まる場所に出店できるため「Win-Win」ですね。
なおかつ、購入者と直線的なやり取りができるため、ダイレクトな交流が生まれます。
商品の魅力を存分に伝えることができ、新規顧客やリピーターの開拓も可能となるのです。
購入者にとっても、生産者や販売者の顔を直接見られるため、安心ですね。
ちなみに、日本でもマルシェに似たイベントとして有名なのが「フリーマーケット」です。
日本人にとっては、フリーマーケットの方が馴染みあると思います。
一般の方々が、たくさんの商品をところ狭しと並べてる様子はマルシェに近いですね。
ただ、マルシェとは異なり、フリーマーケットは衣料品や雑貨などの不用品が売られます。
日本では、戦後に広まった「蚤の市」や「骨董市」がフリーマーケットの始まりです。
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ここまで「マルシェ」についてお伝えしました。
実際に「生麦de日曜マルシェ」はどのような雰囲気なのか、様子を詳しくお伝えします。
まず「生麦de日曜マルシェ」が開催されるのは、第2/第4日曜日の11時〜17時頃です。
しかし、年末年始やクリスマスなどのイベント時期には不定期となることもあります。
また、開催時間も売り切れ次第終了という店舗もあるため、早めに行くのがおすすめです。
天候によっては、中止や時間変更などもあるため、注意しましょう。
次に「生麦de日曜マルシェ」が開催されている会場についてです。
会場は、京急線「生麦駅」から徒歩で約1分の生麦・岸谷エリアとなっています。
そのため、アクセスが良いのが魅力です。
そして「生麦de日曜マルシェ」の出店ブースや商品は、開催ごとに変化します。
たこ焼き・焼き鳥・フルーツ・ワッフル・タコライス・からあげ・クレープ・パン など…
おもに、夏祭りの屋台のようなラインナップとなっていました。
ハンドメイド商品・健康測定・ファスナー交換といった、幅広いサービスも行っています。
なお、飲食店舗のほとんどが狭いスペースで出店できるキッチンカーなのも特徴の1つ。
事前に公式Facebookで告知されるため、出店内容が気になる方はチェックしてみましょう。
また、キッチンカーには「うちメシ応援プロジェクト」という冊子も置いてありました。
鶴見区と合同で、区内でテイクアウト可能な飲食店が掲載されていました。
生麦de日曜マルシェに出店している店舗もあるため、あわせてチェックしてみてくださいね。
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ここからは、実際に「生麦de日曜マルシェ」を散策しながら雰囲気などをご紹介します。
今回、私が訪れた日は「岸谷商栄会」という商店街など3つのエリアに分かれていました。
それぞれの会場での出店ブースと商品は、以下の通りとなっていました。
第1会場
第2会場(生麦西口踏切前)
第3会場
出店内容からも分かる通り、フランスのマルシェというより日本のお祭りに近い感じです。
第1会場と第2会場は、会場同士が目と鼻の先にあるため、分かりやすくなっていました。
第1会場には、赤色の文字で大きく「生麦de日曜マルシェ」と書かれた旗があります。
他にも、黄色が特徴的な生麦のご当地キャラ「なまむぎーぬ」もいました。
大きな白いキッチンカーが目立つ「壺屋」というたこ焼き屋をはじめ、さまざまなお店が。
ここでは、ワッフルや酵素ジュース、パンなどオシャレな食べ物が販売されています。
そのため、キッチンカーや看板もオシャレな色と装飾で目を引く雰囲気ですね。
キッチンカーをよく見ると、支払い方法も非接触の電子決済などに対応していました。
キッチンカー前に置いてあった椅子で、食事をしている子ども連れの家族もいましたよ。
実際に、たこ焼きとハチの巣をイメージした可愛いワッフルを購入してみました。
たこ焼きのタコは大きく食べ応えがあり、ワッフルはモチモチしていて美味しかったです。
また、ベルエポックのパンや麒麟児の焼き鳥など、たくさんの方が購入していました。
ベルエポックは、キッチンカーから少し離れたコンビニの前にお店があります。
店内はレトロな雰囲気で、地元の方々に人気な「街のパン屋さん」です。
普段は、ここで実際に焼き立てパンを販売しているため、店内に入るといい香りがします。
お店が営業している平日や土曜日に訪れ、限定商品に巡り合えるかもしれません。
焼き鳥の麒麟児も、生麦駅前に焼き鳥がメインの居酒屋を営業しています。
こちらもマルシェとは別で、実際にお店へ足を運んでみるのもアリですね。
第2会場では、みかんの販売やギターの弾き語りライブが行われていました。
それでは、最後に第3会場に行ってみましょう。
第3会場だけ少し離れていて分かりにくい場所にあるため、注意が必要です。
第1会場を信号機のある方向へ進み、T字の交差点を左に曲がります。
しばらくすると左側にはコンビニも見えて来るため、そのまままっすぐ道なりに進みます。
交差点から約150mほど進んだ右側に、緑色の看板が目印の「潮田薬局」が見えてきます。
この「潮田薬局」の前にある駐車場が第3会場となっていました。
知らなければ通り過ぎてしまう奥まった場所に出店していたため、気を付けてくださいね。
第3会場では、からあげ・クレープ・タコライスなどが販売されています。
薬局の前にある会場ということで、オリーブ化粧水の販売や無料健康測定まであるんです。
地元の方々が集まって商品を見たり、健康測定に参加するなど賑わっていました。
それでは「生麦deマルシェ」が開催される会場への行き方をお伝えします。
「生麦deマルシェ」は、おもに「岸谷商栄会」を会場として開催されているのです。
そのため「生麦deマルシェ」へ行くには、京急線「生麦駅」から徒歩1分です。
京急線「生麦駅」の改札を出ると、すぐに二手へ分かれます。
「岸谷商栄会」へ行くには、改札口右側の「西口」出口です。
駅改札口から続く歩道橋を道なりに奥までまっすぐ進み、階段を降ります。
すぐに「岸谷商栄会」という約40mの商店街が広がっていました。
この商店街を抜けると、正面に「安養寺」の赤い弁財天堂が見えてきます。
ちなみに、バスで訪れる場合は、横浜市営バス「安養寺前」で下車してください。
「安養寺前」バス停はコンビニ前にあるため、下車すると会場へ約30秒で到着します。
周辺には「安養寺」と「杉山神社」という、有名な歴史ある寺院と神社があるのです。
こちらも、時間があればあわせて行ってみてはいかがでしょうか。
なお、バス停のある道路は2車線で車の通行量も多く、スピードが出ている場所です。
キッチンカーが道路に面して危ないと感じることが何度かあったので、気を付けましょう。
会場には駐車場もないため、電車やバスなどの交通機関で訪れるのがおすすめです。
ちなみに、今回は開催されていませんでしたが、踏切を渡った生麦側に会場がある場合も。
会場がある場合は「生麦駅前通り商友会」をまっすぐ進んだ左側に設営されます。
こちらは見逃しやすいため、ゆっくり散策しながら探してみてくださいね。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、第2/第4日曜日に開催される「生麦de日曜マルシェ」をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
全体的に、地域密着型マルシェのあたたかい雰囲気がとても楽しかったです。
会場で出店している店舗や商品は、少しずつ変わります。
毎回、どんな商品に出会えるか「一期一会」なワクワク感を楽しめるのも魅力の1つです。
「生麦de日曜マルシェ」へお買い物ついでに、生麦・岸谷エリアも散策してみてはいかがでしょうか。