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横浜市内で楽しめる動物園と水族館は?

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横浜市内で楽しめる動物園と水族館は?
1年を通して多くの観光客で賑わう人気の観光地「横浜」。
特に、大型連休のゴールデンウィークや夏休みなど休日になると、とても混雑します。
ここでは、横浜市内で楽しめる「動物園」と「水族館」を紹介するコンテンツです。

横浜市内で楽しめる動物園と水族館は?

みなさんは「横浜の観光スポット」と聞いて、どんな場所を思い浮かべますか?
みなとみらい21 横浜赤レンガ倉庫 横浜中華街  山下公園 など…
有名な定番スポットのイメージが強いかと思います。
しかし、ここではあえて子どもから大人まで楽しめる「動物園」と「水族館」をご紹介。
動物園や水族館は間近で動物を見れるため、園内だけでも1日楽しめるのが良いですよね。
「どんなところ?」「見どころは?」「アクセスは?」
今回は、そんな横浜市内にある5つの「動物園と水族館」を魅力とともにお伝えします。

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横浜市内で楽しめる動物園 4選

ここからは「横浜市内で楽しめる動物園」を4つご紹介します。
なかでも、あの人気施設から地元民しか知らない穴場な施設までさまざまとなっています。
「どこへ行けばいいのか分からない…」という方にも安心です。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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野毛山動物園【西区】

まず1つ目の動物園は、西区の野毛山公園内にある「野毛山動物園」です。
野毛山動物園は、1951年に開園した動物園で約33,000㎡の敷地を誇ります。
市立動物園ということもあり、横浜市内では珍しい「入園無料」の動物園です。

野毛山動物園

もともとは、1949年に横浜市で開催された「日本貿易博覧会」会場限定の動物園でした。
その際、現在もある野毛山公園で動物を展示したところ、一躍人気を博したのです。
その後、動物園が併設された「野毛山遊園地」としてオープンしました。
子どもが遊びながら、動物の生態や自然を学べる憩いの場として人気だったそうです。
しかし、1964年に貯水池建設のため、遊園地は一度閉園しました。
ただ、動物園は社会教育の一環であることから取り壊されず、動物園のまま残ったのです。

野毛山動物園

これまでに、何度か存続の危機を迎えましたが、現在も横浜市民に愛されています。
園内には約100種の動物が展示されており、動物の数は関東でも最大規模です。
インドライオン・アミメキリン・レッサーパンダ・フンボルトペンギンなどがいました。

レッサーパンダ

アクセスは、京急線「日ノ出町駅」から歩いて約10分となっています。
1番近くはありませんが、JR線「桜木町駅」からの場合は歩いて約14分です。
「歩くのはちょっと…」という方は「桜木町駅」からバスが出ています。
「野毛山動物園前」バス停で下車しましょう。

京急日ノ出町駅

その際は、かわいい動物が描かれた黄色が目印のラッピングバスに乗車します。
動物園を楽しんだあとは「野毛エリア」周辺を散策してみてはいかがでしょうか。
「野毛大道芸」のイベントや「はしご酒」の飲食店などを満喫するのもアリですね。

野毛山公園 展望台からの眺め
野毛山公園 展望台からの眺め

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よこはま動物園ズーラシア【旭区】

2つ目の動物園は、旭区にある「よこはま動物園ズーラシア」です。
よこはま動物園ズーラシアは、1999年に開園した横浜市立動物園となっています。
そのため、ズーラシアの正式名称は「横浜市立よこはま動物園」です。
ちなみに、動物園としては日本でトップクラスの広さとなっています。
「生命の共生・自然との調和」がテーマとなっている園内の敷地面積は約53万㎡です。

よこはま動物園ズーラシア
ズーラシア – Wikipedia

スマトラトラ・マレーパグ・ホッキョクグマなど人気動物がたくさんいますよ。
園内は9エリアに分かれ、地域や気候帯別によって異なる生息環境が再現されていました。
約100種の動物が自然に近い形で見れるため、まさに動物のテーマパークですね。
1番の見どころは、日本でも滅多に見れない世界三大珍獣「オカピ」がいることです。

トラ
オカピ

「なんでそんなに大きな動物園なの?」と疑問に思った方もいると思います。
よこはま動物園ズーラシアは「大きな公園の中に動物園がある」という感覚でしょうか。
展示されている動物の近くには、その動物をモチーフにした遊具が点在しているのです。
そのため、アスレチック遊具や芝生広場もいっぱいあり、お子さんものびのび遊べます。

また、数年前から夏の期間限定で開催されている「ナイトズーラシア」も人気です。
ここは、大人から子どもまでが思いっきり楽しめる動物園となっています。
なんといっても、ズーラシアへ訪れるなら「土曜日」がおすすめです。
毎週土曜日の動物園は、小・中・高校生の入場料が無料となります。
そのため、ファミリーはもちろん、カップルやおひとりさまでも十分に楽しめるのです。

他にも、広場やレストランで園内を走るバスに乗車しながら、1日楽しむのもアリですね。
動物園までのアクセスは、いくつかありますが、おすすめは下記の4通りです。

  • 相鉄線「鶴ヶ峰駅(北口)」
  • 相鉄線「三ツ境駅(北口)」
  • JR横浜線「中山駅(南口)」
  • 横浜市営地下鉄「中山駅(南口)」
中山駅南口

各駅のバスターミナルから「よこはま動物園行き」が出ており、約15分で到着します。
ちなみに「横浜駅」など他路線からもバスは出ていました。
ただ、駅から動物園への到着まで約1時間かかるため、あまりおすすめできません。
国内最大規模の珍しい動物に会える「ズーラシア」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

よこはま動物園 ズーラシアに出かけよう – 横浜で暮らそう

金沢動物園【金沢区】

3つ目にご紹介する公園は、金沢区にある「金沢動物園」です。
1982年に開園した金沢動物園は、金沢自然公園内にある横浜市立動物園となっています。
全体の敷地面積は約60万m²と広大で「かながわの公園50選」にも選定されているのです。
園内を詳しく見ると「動物園エリア」と「植物区エリア」に分かれています。

金沢動物園は「動物園エリア」にあり、約46種480頭の動物が展示されていました。
特に、絶滅危惧種保存へ力を入れています。
世界的な絶滅危機にある希少草食動物を中心とした飼育と展示がされていました。
そのため、日本の金沢動物園でしか見られない動物にも会えるのが一番の見どころです。
また、お子さんには平日限定の「ヤギさんにおやつをあげよう」が人気となっています。

毎年8月には、ライトアップした夜の動物園「金沢ナイトZOO」も開催されていました。
普段は見ることのできない動物たちの姿を幻想的な雰囲気で楽しめる人気のイベントです。
ちなみに「植物区エリア」では約300種3万5千本の四季折々の植物が植えられています。
春には桜や菜の花、秋になると紅葉が園内の一面に咲き誇り、圧巻です。

こども広場にある全長100mで市内最大級のローラーすべり台が1番人気となっています。
訪れた際には、常に30人ほどの親子がすべり台用そりを持って並んでいました。
なかには、何度も並び直して4回目を滑るために並んでいるという方も多かったです。

動物園エリアは入場料がかかりますが、植物区エリアはかかりません。
そのため、動物園と一緒にアスレチックを楽しめるのも嬉しいですね。
また、カフェやショップなどが併設されているため、おみやげも購入できました。
横浜市最大級の緑に囲まれ、時期を問わずに1日中楽しめる施設となっています。

金沢動物園

金沢動物園までは坂道が多いため、京急線「金沢文庫駅」西口からバスが便利です。
駅のバスターミナルから「金沢動物園(終点)」バス停まで約10分となっています。
金沢文庫駅を出るとすぐにたくさんの看板があり、乗り場まで迷う心配はありません。
ただ、帰りのバスは混雑するため、時刻表を確認してから余裕を持って遊びましょう。

金沢文庫駅

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万騎が原ちびっこ動物園【旭区】

4つ目にご紹介する公園は、旭区にある「万騎が原ちびっこ動物園」です。
万騎が原ちびっこ動物園は、1979年に野毛山動物園の分園として開園しました。
この動物園で一番の見どころは「ふれあい広場」です。
お子さんでも楽しめるモルモット・ウサギ・ヒヨコなど小動物と触れ合うことができます。
ただし、毎週月曜が休園日となっているため、訪れる際はご注意ください。

ちびっこ動物園

動物園自体は、広さ約460,000㎡を誇る「こども自然公園(大池公園)」内にあります。
これは、東京都の代々木公園や新宿御苑といった有名な公園と同じくらいの広さです。
公園の別名である「大池公園」は、園内の大きな池(約6,500㎡)から由来しています。
そのため、園内は無料と思えないほど施設が充実しており、ファミリーにも人気です。

地図
ドーナツ広場

6〜12歳対象の「とりでの森」エリアにある大型アスレチックは特に人気となっています。
特に、遊具の最後にある長いローラー滑り台は、子どもが並ぶほど人気の遊具です。
滑り台を楽しみたいお子さんには、シートを持参していくといいかもしれません。
なお、シートは公園の南側入口にある売店でも販売されていました。

売店

他にも、手ぶらで楽しめるバーベキュー広場や教育に活用される水田などがありました。
天気の良い日に行けば、園内で1日楽しめる場所となっています。
アクセスは、相鉄いずみ野線「南万騎が原駅」から歩いて約7分です。

こども自然公園の田んぼ2

南万騎が原の近くにあるこども自然公園で週末を – 横浜で暮らそう

水族館なら「横浜・八景島シーパラダイス」【金沢区】

ここまで横浜市内の動物園についてお伝えしました。
それでは、最後に市内唯一の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」をご紹介します。
八景島シーパラダイスは、敷地面積約76,000㎡と国内最大級の複合型海洋レジャー施設。
1993年に金沢区で開園しましたが、当時は周辺に何もなく「陸の孤島」でした。
「シーパラダイス=海上の楽園」という意味で、施設は全部で5つに構成されています。
「水族館/アトラクション/レストラン/ショップ/ホテル」です。

水族館は「アクアミュージアム」や「ふれあいラグーン」など4エリアに分かれています。
特に「ふれあいラグーン」は海の生き物とふれあい体験ができるため、とても人気です。
また「海育」がコンセプトの「うみファーム」では、釣り体験で命の大切さを学べます。
他にも、期間限定で人気キャラクターとのコラボイベントなども開催されているのです。

海 生き物
水族館

水族館エリアだけでも人気の施設ばかりですが、これ以外にも楽しめる場所があります。
それが絶叫系を含む乗り物とアミューズメント施設の揃った「アトラクション」エリア。
ここだけのエリアでも、1日楽しめるのは嬉しいですね。
1日遊んだ後はレストランで食事をしたり、ショップでお土産を購入することもできます。

ホテルもあるため、横浜・八景島シーパラダイスで宿泊することも可能です。
毎年夏になると、花火ショー「花火シンフォニア」も不定期で打ち上がります。
そのため、ファミリーやカップルで訪れても盛り上がること間違いなしですね。

アクセスは、横浜シーサイドライン「八景島駅」から歩いて約10分となっています。
また、小さなお子さんがいるファミリーの場合は車で訪れるのがおすすめです。
最寄りのICは、横浜から約20分の首都高速湾岸線「幸浦IC」となっています。
なお、どちらも園内入口まで「金沢八景大橋」を渡る必要があるため、ご注意ください。

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横浜市内の動物園と水族館で楽しもう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜市内にある「動物園」と「水族館」についてお伝えしました。
なお、各施設ではルールやマナーを守って、動物と楽しく過ごしましょう。
横浜市では、特に「命の学び」や「自然環境保全」へ力を入れていることが分かります。
動物に癒されつつ、ゆったりとした「横浜観光」を楽しんでみるのもアリですね。
横浜市内にある「動物園」や「水族館」へ足を運び、園内を1日満喫してみませんか。
いつもとは違った楽しみ方で、新たな発見があるかもしれません。

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