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横浜 鶴見区にある森永製菓の工場見学へ行こう!

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横浜 鶴見区にある森永製菓の工場見学へ行こう!
ここ最近で注目されているのが、企業商品の製造工程を見れる「工場見学」です。
特に、食品であれば普段から食べている身近なものが多くなっています。
工場によっては出来立てを試食できるなど、子どもから大人が楽しめる工夫がたくさん。
ここでは、鶴見区にある「森永製菓 鶴見工場」の見どころを紹介するコンテンツです。

横浜 鶴見区にある森永製菓の工場見学へ行こう!

みなさんは、森永製菓の商品と聞いてどんな商品を思い浮かべますか?
DARS 小枝 チョコボール ハイチュウ チョコモナカジャンボ ウイダーinゼリー など…
一度は食べたことがあるヒット商品を数多く生み出している「森永製菓」。
そんな森永製菓の製造工場が鶴見区にもあるのをご存知でしょうか?
2022年には「森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)」がオープンしました。
「どんなところ?」「工場見学で何が楽しめる?」「交通アクセスは?」
今回は、横浜市鶴見区にある「森永製菓 鶴見工場」の見どころについてお伝えします。

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森永エンゼルミュージアム「モリウム」とは?

2022年「森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)」が新たにオープンしました。
モリウムは、今まであった工場の建物に併設するように建てられたのです。
ただ、コロナウイルスの影響で約1年半の延期を経てオープンした形になりました。
このミュージアムと工場見学ツアーは、子どもから大人までが無料で参加できるのです。

身近な食べ物の工場見学は、子どもにとってテンションが上がること間違いなしですね。
特に、夏休みの自由研究でお困りの親御さんにとっても嬉しい施設です。
モリウム内は撮影OKなので、ここで学んだことをまとめて研究テーマにするアリですね。
ここからは「森永製菓 鶴見工場見学ツアー」の見どころをご紹介します。
訪れる際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
実際に参加することで、体験できる見学内容や流れなどの詳細もあわせてお伝えします。
ツアー内容のネタバレとなるため、あらかじめご注意ください。

工場見学ツアーは、新設のミュージアムの展示紹介と工場見学が一緒に楽しめます。
見学中は、スタッフによる解説付きのガイドがあるため、とても分かりやすかったです。
モリウムは、スタイリッシュな白色で新しい建物が特徴。
ラテン語に「場所」を意味する「ARIUM(アリウム)」という言葉があります。
そこに、森永製菓の「MORINAGA(モリナガ)」を組み合わせた造語です。
他にも「MORINAGAが生み(UM)出す価値を体感してほしい」想いが込められています。

森永製菓は2022年で創業120年となりました。
モリウムは、これまでと未来を共有する新たなコミュニケーションの場を目指しています。
施設内は、明るく白を基調とした空間となっていました。
この「白色」は、これからの未来をイメージしています。
何色にも染まらず、来館者とともに色付けていきたいという思いが込められているのです。

ミュージアムでは、森永製菓の歴史・技術・商品に関する秘話などが紹介されています。
施設内は、展示や映像を通して実際に体感しながら学べるようになっているのです。
小学生のお子さんでも見やすい目線で、分かりやすい紹介方法となっています。
入口で受付を済ませ、新しい施設内へ入るとチョコボールの「キョロちゃん」がお出迎え。
見学ツアー後、日付の入ったボードで記念撮影できるフォトスポットも設置されています。
館内は基本的に撮影が可能で、入口から楽しめる工夫がたくさんありました。

まず最初に階段で2階のワークルームへ案内され、約20名ずつ2グループに分かれました。
2階には、30名以上が入れる机と椅子の用意されたワークルームがありました。
ここでは、見学の振り返り・商品試食・体験プログラムなどができるようになっています。
はじめに注意事項などの説明を受け、工場見学ツアーがスタートです。
このとき「見学ツアー中は飲食禁止のため、今のうちに水分補給を」と案内がありました。
お子さんや脱水症状になりやすい時期に訪れる方は、ここで飲み物を飲んでおきましょう。

1階は、シアタールーム・展示・ミュージアムショップとなっていました。
シアタールームでは、創業期から歴史をスライド形式で学べるのです。
ミュージアムと工場見学のツアーは、このシアタールームから始まります。
15m×3mのパノラマシアターで流れる映像は、本格的な立体音響と相まって迫力満点でした。

展示は「おいしさのヒミツエリア」と「ヒストリーエリア」の2つで構成されています。
おいしさのヒミツエリアでは、人気商品の巨大模型や技術・製法などが詳しく分かります。
商品開発でたどり着いた、あの人気商品が生み出す「おいしさのヒミツ」も学べるのです。
ガイドでは、商品にまつわるトリビア情報なども教えてもらいました。

ヒストリ―エリアでは、森永製菓の歩んできた歴史とともにさまざまな展示があるのです。
誰もが一度は耳にしたことのある商品の貴重な歴代パッケージや広告などがあります。
ここでしか見ることのできない貴重な品々が展示されているのは、とても嬉しいですね。
子どもはもちろん、幅広い年代の方が懐かしいと夢中になれるものがたくさんあります。

ちなみに、森永製菓は創業者「森永太一郎」が1人で始めた会社だったのです。
その半生とともに、どのようにしてここまで大きな企業へ成長したのかも分かります。
そして、日本でペニシリンの開発に初めて成功したのも森永製菓。
当時から画期的なアイデアで、日本中の人々が魅了されるお菓子を作っていたんですね。

子どもに大人気の「ハイチュウ」ですが、現在は世界各国で販売されています。
カラフルなハイチュウをよく見ると英語で「Hi-CHEW」と表記されていました。
長く愛されている商品は、これまでにパッケージやキャラクターが何度も変化しています。
そのため、このように見比べながら歴史を知ることができるのは面白いですね。

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森永鶴見工場の製造ラインを見学

同じ敷地内にある「モリウム」から「鶴見工場」へは、歩いて移動します。
ただ、外を通って工場内へ行くため、雨など天気の悪い日はご注意ください。
リニューアル工事やコロナウィルスで当面の間、工場見学は中止となっていました。
ミュージアムがオープンしたことで、工場見学ツアーも約2年ぶりに再開されたのです。
「小枝」や「ハイチュウ」など、製造ラインと包装の一部を窓越しに見学できます。
工場入口へ入った瞬間、チョコレートやクッキーのような甘い香りが広がっていました。

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五感を使って「目で見て音を聞いて香りを楽しめる」ようになっているのです。
上からは見えない細かい製造工程は、モニターに流れる映像で見るという形でした。
生産状況によっては、見学コースの機械が動いていない場合もあるそうです。
工場内の製造ラインは、すべて撮影ができないエリアとなっていました。
写真はハイチュウの見学専用通路ですが、床の色がハイチュウ色でカワイイですね。

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工場見学ツアー終了後はお土産を購入

工場見学ツアーにおけるすべてのプログラムが終了すると、解散となります。
終了後には、入口近くにあるミュージアムショップでお土産を購入する時間があります。
ゆっくりとお土産を選べるため、急ぐ必要はありません。
また、ミュージアム内であれば展示コーナーを再度見に行けました。
「記念写真を撮影する/お土産を購入する/見られなかった展示をもう一度見に行く」…
時間があるため、さまざまな楽しみ方ができますね。

ミュージアムショップでは、お菓子詰め合わせ商品や限定商品などが販売されていました。
限定商品は、ここモリウムでしか購入できない商品でとても貴重となっています。
1つ1つの商品が人気お菓子モチーフとなっているため、喜ばれそうですね。
他にも「ご当地限定味のハイチュウ」や「冷えたinゼリー」なども販売されていました。
特に面白かったのは、歴史や当時の広告が掲載された写真集とお菓子モチーフの絵本です。
子どもから大人まで興味を持つような幅広い本もショップに置かれていました。
見学ツアー後ということもあり、つい手に取ってしまいたくなる商品となっています。

特に気になったのは、入口近くにあった休憩スペースです。
ここでは、大きな「チョコモナカジャンボ」のオブジェと一緒に記念撮影できます。
他にも「おっとっと」の遊んで楽しめるパネル展示がありました。
よく見ると、ここの椅子は「ハイチュウ」と「チョコモナカジャンボ」となっています。

そして、一番賑わっていたのが歴代の「金のエンゼル缶」のおまけ展示コーナーでした。
「チョコボール」でおなじみ「金のエンゼル」を当てないと貰えない「金のエンゼル缶」。
この中身は購入できない非売品の玩具だったため、とても貴重な子どもたちの憧れでした。
ミュージアム内限定で見られるため、みなさん興味深く眺めているのが印象的です。

すべて終了し、出口へ向かうと最後にお土産を貰えます。
中身は、時期や人によってお菓子の味なども若干異なっているのです。
モリウムのオリジナルショップ袋に入ったお土産は手渡しでした。
参加が無料な上に、お土産までも貰えるなんてお得感満載ですね。
これなら、人気で予約が取れない理由も納得できました。

工場見学ツアーで注意すること

工場見学は全70分間のツアー形式で、ホームページからの完全予約制となっています。
工場見学ツアーは、学校団体以外に「一般予約枠」で参加することも可能です。
予約申し込みは、10日前の午前9時から受付開始となっています。

申し込みには人数制限があり、予約枠は大人気で毎回すぐに満員となってしまうほどです。
また、工場見学ツアーには無料で参加できますが、平日のみの開催となっています。
このような理由から、予約できればラッキーといった感じで気軽に申し込んでみましょう。
そして、見学対象は小学生以上となっており、大人だけでも参加可能です。
未就学児は、見学に保護者同伴でも参加できないため、あらかじめご注意ください。
他にも「モリウム内撮影OK/工場内撮影NG」となっているため、気を付けましょう。

森永鶴見工場への交通アクセスについて

それでは「森永製菓 鶴見工場」までの交通アクセスについてお伝えします。
工場までは、最寄り駅のJR線「鶴見駅(西口)」から横浜市営バスに乗って約10分です。
「森永工場前」バス停で下車すると、目の前が工場となっています。
ただし、工場見学ツアーの受付場所はここから150m戻るため、ご注意ください。

ちなみに、JR線「鶴見駅(西口)」から歩いて行く場合は、約20分です。
駅のバスターミナルを通り、まっすぐ進むと「豊岡通り商店街」が見えてきます。
郵便局・コンビニ・小学校などが立ち並ぶ商店街を抜けると「三角交差点」に出ました。

JR線「鶴見駅(西口)」
三角交差点

左側をまっすぐ行くと「レアールつくの」というアーケード商店街が見えてきます。
ここを通り過ぎ、さらに道なりにまっすぐ進めば、反対側に工場の建物が見えてきました。
工場の建物は特徴的なロゴマークが入っているため、すぐに分かると思います。
JR線「鶴見駅」からは少し距離があるため、バスで訪れるのがおすすめです。
なお、工場内に駐車場はないため、公共交通機関を利用しましょう。

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森永鶴見工場の見学ツアーは参加無料!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、鶴見区にある「森永製菓 鶴見工場」の見どころや見学内容をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
施設内ではマナーを守り、スタッフの方々の指示をよく聞いて楽しく見学しましょう。
子どもから大人まで体験しながら楽しく学べるのが「工場見学」の醍醐味。
特に、食品(お菓子)の工場見学は普段食べている商品の製造工程が間近で見られます。
身近なものの迫力ある光景を楽しめるため、ワクワクすること間違いなしですね。
もちろん、歴史や商品のヒミツも知れるほか、懐かしい貴重なものまで展示されています。
森永ミュージアム「モリウム」のオープンで、よりパワーアップした「森永鶴見工場」。
そんな鶴見区にある「森永鶴見工場」で工場見学ツアーを体験してみませんか。

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