横浜駅へ乗り入れている路線はいくつある?
横浜駅には、計11路線が乗り入れているのです。
そのため、他の鉄道路線へ乗り換えなど利便性が高い駅となっています。
ここでは、横浜駅に乗り入れる路線を紹介するコンテンツです。
横浜駅へ乗り入れている路線はいくつある?
住みたい街ランキングで毎年上位へランクインする「横浜」。
横浜駅は、全国の駅乗降客数ランキングで上位に入るほど利用者数が多い駅です。
そんな横浜駅は人が多い上にとても広く、初めて来た方は必ず迷子になってしまいます。
常に駅のどこかで工事が行われており、その期間は140年以上経過していることでも有名。
そのため、横浜駅は「日本のサグラダファミリア」と呼ばれています。
「横浜駅に乗り入れ路線はいくつある?」「各路線からの乗り換え最短ルートは?」
今回は、横浜駅に乗り入れている路線を詳しくお伝えします。

横浜駅に乗り入れる鉄道会社は「6社」
とても広い横浜駅には、改札口が山ほどあるのです。
「東口/西口/北口/南口」のほかに「みなみ北口」や「きた西口」などもありました。
そして、乗り入れる鉄道会社は全部で6社となっています。
- JR東日本(JR各線)
- 京浜急行電鉄(京急線)
- 東急株式会社(東急東横線)
- 相模鉄道(相鉄線)
- 横浜市交通局(横浜市営地下鉄ブルーライン)
- 横浜高速鉄道(みなとみらい線)
横浜駅は、1つの駅で乗り入れている鉄道会社が日本最多となっているのです。

横浜駅に乗り入れる路線は全部でいくつ?
横浜駅に乗り入れている路線は、以下の通りです。
- JR東海道本線
- JR京浜東北線
- JR根岸線
- JR横須賀線(総武線)
- JR上野東京ライン
- JR湘南新宿ライン(高崎線)
- JR湘南新宿ライン(宇都宮線)
- 京急本線
- 相鉄本線
- 東急東横線
- 横浜市営地下鉄ブルーライン
- みなとみらい線
細かく分けると全部で「6社局12路線」あり、JR線だけで7路線もありました。
ここからは、実際に横浜駅に乗り入れる路線を詳しくご紹介します。
横浜駅を初めて利用される方は、事前情報としてお役立てください。
JR線
横浜駅で最も乗り入れ路線数が多いのは「JR線」となっています。
JR線「東京駅」へ行くには、東海道線に乗るのが1番早いです。
下り方面は熱海駅まで行けるため、横浜からの小旅行に最適。
横浜駅から宇都宮駅へ行く場合は、上野東京ラインより湘南新宿ラインの方が早いです。
JR横須賀線は「横浜駅/保土ヶ谷駅/東戸塚駅/戸塚駅」が横浜市内の停車駅。
横須賀線は、鎌倉や逗子へ行くときなどに便利で終点は横須賀市の久里浜となっています。

湘南新宿ラインは「恵比寿/新宿/池袋」方面へ行くことができるため、とても便利です。
横浜駅から宇都宮駅まで2時間26分、高崎駅まで2時間15分となっていました。
横浜線の終点は八王子駅となっており、約50分で行けますよ。
横浜駅から成田空港駅までは、成田エクスプレスで行くなら1時間30分で到着です。
ただし、追加料金などで約2,000円かかるため、ご注意ください。
京急線
京急線は横浜市内を縦断する路線のため、停車駅も多くあります。
鶴見市場駅/京急鶴見駅/花月総持寺駅/生麦駅/京急新子安駅/神奈川新町駅
京急東神奈川駅/神奈川駅/横浜駅/戸部駅/日ノ出町駅/黄金町駅/南太田駅
井土ヶ谷駅/弘明寺駅/上大岡駅/屏風ケ浦駅/杉田駅/京急富岡駅/能見台駅
金沢文庫駅/金沢八景駅


横浜市内の停車駅は、22駅ととても多いですね。
横浜駅から羽田空港(第3ターミナル)までは、約24分。
上り方面は京急線のみなら品川駅までですが、そこから都営浅草線につながっています。
都営浅草線の場合、スカイツリーの最寄り駅である押上駅まで約48分となっています。
さらに京成線まで直通となっているため、成田空港へは約1時間40分で行けますよ。


東急東横線
東急東横線は現在、渋谷駅や川越駅まで直通運転となったことで乗り換えなしで行けます。
横浜駅から、みなとみらい線/副都心線/東武東上線まで繋がって利便性が向上しました。
横浜駅から渋谷駅までは、東急東横線の乗り換えなしで約27分で到着。
川越駅までは、Fライナーに乗車すれば約1時間15分で到着します。
ちょっとしたお出かけにも横浜駅から行くには、とても便利ですね。



相鉄線
相鉄線は、横浜駅から二俣川駅や新宿駅、海老名駅までをつなぐ路線です。
東急線やJR線の相互直通運転となり、乗り換えなく行くことができるようになりました。
また、2023年3月には相鉄・東急直通の「新横浜線」が開通したのです。

新横浜線は、名前の通りターミナル駅である「新横浜駅」を中心とした路線。
運行区間としては「西谷駅〜羽沢横浜国大駅〜新横浜駅~新綱島駅〜日吉駅」までの6駅。
この新横浜線は「相鉄新横浜線」と「東急新横浜線」の2つから構成されています。
そのため、東急線と相鉄線の車両がホームで向かい合っていることも珍しくありません。
新横浜線の全長は約10kmで、走行する線路のほとんどは地下となっていました。
路線図で見ると、青色の太線が「相鉄新横浜線」、紫色の太線が「東急新横浜線」です。
直通区間としては、約116kmを2時間以上かけて走る車両も誕生しています。
そのため、新横浜駅から目黒駅まで約23分、浦和美園駅まで約1時間24分となっていました。


2023年3月開業 相鉄東急直通の新横浜線とは? – 横浜で暮らそう

横浜市営地下鉄
横浜市営地下鉄は全長53.4km、2路線40駅からなる路線です。
横浜市営地下鉄は、湘南台駅から横浜市西部〜都心部〜北部のあざみ野駅まで横断。
湘南台駅〜あざみ野駅間がブルーライン、中山駅〜日吉駅間がグリーンラインとなります。
横浜駅から湘南台駅までは約41分で到着です。



みなとみらい線
みなとみらい線は、横浜駅から元町・中華街駅までを結ぶ横浜高速鉄道の路線です。
みなとみらい線は2004年に開業した比較的新しく、全線が地下区間を走っています。
停車駅は全6駅で、以下の通りです。
横浜駅/新高島駅/みなとみらい駅/馬車道駅/日本大通り駅/元町・中華街駅
観光スポットが最寄りとなっている駅が多いため、横浜観光にはとても便利な路線ですね。


横浜観光でおすすめの7つの定番スポットは? – 横浜で暮らそう

横浜駅は「乗り換えのために利用する駅」
JR東日本によると、横浜駅は1日の乗車客数が新宿駅と池袋駅に次いで3番目に多い駅。(2021年度)
実際に、横浜駅の乗り換えに関する以下のようなデータも出ていました。



はじめに、駅探データをもとに横浜駅の利用方法について調査しました。
【横浜駅をデータで読み解く】独自データを用いて主要ターミナル駅である「横浜駅」を分析!- 駅探
2023年2月1日~2月28日乗換案内データによると、横浜駅利用者のうち、出発駅として利用している人は15%、到着駅として利用している人は19%、乗換に利用している人は66%でした。この結果から、多くの近郊住宅地からの通勤ターミナル駅として利用されていることがわかります。
横浜駅を利用する人の多くは「乗り換えのために利用している」ことが分かります。
品川駅まで約16分、東京駅まで約25分、渋谷駅まで約26分、大宮駅まで約59分です。
横浜駅を拠点に神奈川県内だけでなく、さまざまな場所に行くことができる利便性が魅力。
そのため、通勤通学なら「横浜に住んで都内に通う」というのも選択肢の1つですね。
このような結果を聞くと、横浜駅に人が多い理由も納得です。


主要駅にも乗り換えが便利な「横浜駅」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで、横浜駅の乗り入れ路線についてお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いです。
横浜駅は都心へのアクセスも良く、郊外からの乗り換えにも便利な駅となっています。
駅全体が広くて乗降客数も多いため、最初は不便かもしれません。
ただそれ以上に、多くの主要駅へ繋がっていて便利な「横浜駅」を利用してみませんか。